「オリーブの県内生産者が増え香川県として日本全体の消費底上げを
考えている。」と言う香川県農政水産部農業生産流通課。
小豆島オリーブ植栽110年の今年、2月4,5,6日に
日本で初めての『日本オリーブオイル品評会』が行われマス。
香川県農政水産部農業生産流通課、果樹オリーブグループの
森末文徳課長補佐と久保有司主任にお話を伺ってキマシタ。
「香川県は全国の9割以上のオリーブの生産があり
香川県でしかできないことを考えるとオリーブ研究所に
官能審査室を設けそこを使用して審査したいと考えています。」
オリーブ植栽100年の時から始まった香川県オリーブ品評会。
毎年、畑の水やり様子を審査する園地品評会と出来上がったオリーブオイルを
審査するオリーブオイル品評会が続けられてキマシタ。
「高松、坂出、三豊、多度津と言ったところでオリーブ栽培が
増えて香川県だけで200fの大台にのったところです。
今回は全国レベルですので農林水産大臣賞が用意されています。」
全国初の農林水産大臣賞に輝くオリーブオイル、楽しみデスねー!
「オリーブオイルはいろんな味はあるのが特徴ですが
今までそんなに知られてなかったと思います。
これを機会に皆様に使っていただけ自分に合ったオイルに
出会っていただけたらと思います。」
香川県の人には特に使っていただきたいと森末さん。
また審査方法である官能審査については久保さんが
「私もオリーブの担当になって初めてオリーブオイルに
まろやかなもの、刺激の強いもの、いろんなオリーブオイルが
香川県にあると知りました。」
「審査員は県内外から12名が参加します。審査員は県内で訓練を受けた人
また県外からは経験豊かなトップレベルの方々です。
国際基準で決められている青いグラスを規定の温度まで温め
香りを立たせ嗅ぎ、口に含んで苦み、辛味を審査していきます。」
「世界的に今はスパイシーなオイルが好まれていますが
日本食には合う合わないもありますので、消費者の方には
選んでいただけたらと思う。」
品評会では総合的にオイルの風味が数値として出るので
販売される方が何に合わせて欲しいとか消費者に伝えやすくなりマスね。
日本初の日本オリーブオイル品評会の表彰式は3月16日。
この日は一部、一般の方も入場できる素敵な企画もあるので
改めてお伝えシマスよ!
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