2019年01月27日
福田のとんど考察
福田のとんど、今年も1月13日に行われマシタ。
当日はちらっと浜地区の組み立て風景を見学に行って
『後の写真は水晶山写真倶楽部』があるからと、次の現場へなふくろう…
写真提供/水晶山写真倶楽部(浜地区)
毎年この時期に気になっていたのは
『なぜこんなに福田のとんどは背が高いのか』
水晶山写真倶楽部のとんど写真を眺めつつデスね
写真倶楽部の藤本さん、葺田八幡神社の佐伯宮司さんのお話を
まとめてミマシタ。
(岡地区)
葺田八幡神社の佐伯宮司さんによると
「とんどは冬と春の堺、厄除け、厄落としの神事です。
1年経ったお札やお守りを炊き上げるんですね。」
(岡地区)
「毎年、福田では3地区と吉田1地区で大きなとんどをしていますが
たぶん、見栄え良くということでしょう。」
(岡地区)
「本来は1月15日にやるもので、今は少子化や高齢化で15日、鏡開き以前の
日曜日にやるようになりました。神社では15日に大きくないですけど
やっておりますよ。」
見栄えで作るには何ともデカすぎる、福田3地区、浜、岡、尾崎のとんど。
(岡地区)
福武ハウスのある旧福田小学校校庭で開催した岡地区の藤本さんは
「今年は岡地区が一番小さく、それでも6m以上あります。
浜、尾崎はもっとあります。岡でも御神体の長さは10mはあると思いますよ。」
「単なる三地区の「ウチが一番」の考えだと思います。」とのこと。
(浜地区)
「49年の水害の後に復活しまして、
自分が中学生の頃は数ヶ所でもう少し小型のとんどでした。
水害以降の復活前は大変だったと聞きました。
地区間で他地区のとんどを夜中に倒しに行くこともあったそうで
夜通し見張ってたとか。今でも語り草です。」
(浜地区)
前日からトラックで何往復もして竹やバベ(ウバメガシ)を運び
足場を組んだりクレーンを使って組み上げ、一瞬で燃える・・・
まるで火祭りのような福田のとんど、厄除けと言うより厄を燃やしてしまいそうな毎年の勢いデス。
湊 匡敬さん提供(尾崎地区)
美しい炎の写真で皆様の厄も燃え尽きマスように!
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