2019年01月13日
小豆島霊場第6番 田の浦庵へ
第6番 田の浦庵(たのうらあん)で先日落慶法要がありマシタ。
キレイになった庵にお参りしてキマシタ。
田浦半島、ちょうど岬の分教場の裏手にある田の浦庵。
庵の管理をされている小豆島霊場第3番 観音寺の
加藤義昇ご住職にお話を伺っておりマス。
岬の分教場から
段々畑だっただろう石垣が残された道をほんの少し登りマス。
「この庵は御堂と鳥居が一緒にあるのが特徴です。
明治からこっち、分離されてきた神仏習合が残っているんです。」
「村の神さんと仏さんが一緒にある。
お遍路さんも抵抗なく拝んでおられますが。」
明治維新で神仏分離令が出された以降
ほとんど見られることがなくなった様式が残されてイマス。
「庵の屋根の竣工式にはね、神主さんもいらっしゃった。
江戸時代の習慣ですわ。」と加藤ご住職。
またこの庵には『いぼ取りおじぞうさん』がいらっしゃいマス。
説明書きによると江戸時代正徳4年に旧桐谷村で作られ
近隣だけでなく多くの人が参拝された、当時では大きなお地蔵様。
高さ1m、台座を入れると1,2mは平成20年にこちらに
移転されたものだそうデス。
小豆島民族誌には田の浦の荒神様は「たこ荒神」と
呼ばれ神社に上げたお線香の灰をつけてイボが治ったら
蛸の絵馬を奉納したという話もあるそうデス。
「昔はあのあたりは50軒くらいの家があったんですが
今では20軒足らずになりました。
それでも、毎年とんどを映画村の海辺でね、やっていますよ。」
二十四の瞳映画村の中で行われる田浦自治会のとんど。
今年は今日、1月13日㈰午前10時から始まりマス。
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