第6番 田の浦庵(たのうらあん)で先日落慶法要がありマシタ。
キレイになった庵にお参りしてキマシタ。
田浦半島、ちょうど岬の分教場の裏手にある田の浦庵。
庵の管理をされている小豆島霊場第3番 観音寺の
加藤義昇ご住職にお話を伺っておりマス。
岬の分教場から
段々畑だっただろう石垣が残された道をほんの少し登りマス。
「この庵は御堂と鳥居が一緒にあるのが特徴です。
明治からこっち、分離されてきた神仏習合が残っているんです。」
「村の神さんと仏さんが一緒にある。
お遍路さんも抵抗なく拝んでおられますが。」
明治維新で神仏分離令が出された以降
ほとんど見られることがなくなった様式が残されてイマス。
「庵の屋根の竣工式にはね、神主さんもいらっしゃった。
江戸時代の習慣ですわ。」と加藤ご住職。
またこの庵には『いぼ取りおじぞうさん』がいらっしゃいマス。
説明書きによると江戸時代正徳4年に旧桐谷村で作られ
近隣だけでなく多くの人が参拝された、当時では大きなお地蔵様。
高さ1m、台座を入れると1,2mは平成20年にこちらに
移転されたものだそうデス。
小豆島民族誌には田の浦の荒神様は「たこ荒神」と
呼ばれ神社に上げたお線香の灰をつけてイボが治ったら
蛸の絵馬を奉納したという話もあるそうデス。
「昔はあのあたりは50軒くらいの家があったんですが
今では20軒足らずになりました。
それでも、毎年とんどを映画村の海辺でね、やっていますよ。」
二十四の瞳映画村の中で行われる田浦自治会のとんど。
今年は今日、1月13日㈰午前10時から始まりマス。
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