2018年12月20日

木桶職人プロジェクト2018-2019

IMG_7033.JPG

例年、年末からお正月を挟んで年明けに行われている
小豆島での木桶作り。

今年はなんだか早くから準備しているようす。

IMG_7068.JPG

「来年3本か4本の販売が決まったのと
 自分のところ用にも今、4本用意しているんです。」と
ヤマロク醤油5代目、山本康夫さん。



IMG_7025.JPG

合計7本と言うと、もしかして毎年増えてマスねー??
「そのうえ、今回はいつも来てくれる職人さんが来られないんで
 今から準備して、作っているんですよ。」と木桶職人の坂口さん。

IMG_7034.JPG

高さ約190pの子の木桶を作るのに竹の釘だけで
「一個の桶に250本、ちょっと作っといてくれへん?」

IMG_7045.JPG

まー無理なもんは無理なんで作業の様子を見学させていただくと
あれ??タガの編み方が変わりマシタね?

IMG_7050.JPG

黙って自分の腕を叩く5代目。
前回までは長い竹をびょんびょん言わせながら編んでいたのに
今年はまるっと丸めてから編んでおりマス。

IMG_7059.JPG

「年々スキルアップしていますよー。」と
お二人だけであっという間に出来上がったタガを桶にはめ込み。

ずいぶんとお男前な仕事の様子を見させていただきマシタ。

IMG_7071.JPG

「昔の職人さんは自信があるからこの桶の継ぎ目になるところに
 どこの誰はケチだったとか書いたりしてるんです。
 絶対に自分が生きている間に壊れない自信があるんですね。」

と、五代目がこれから作る新桶に書いた文字は
子ども達の名前と木桶を託す言葉。

IMG_7073.JPG

「こんなこと書いてあったとか、この桶が自分が生きている間に
 壊れなければですけど、僕が見ることはないんです。」

IMG_7043.JPG

きちんと作って使うと100年150年もつといわれる木桶。
未来に向けての木桶作り、あと6本!!


<関連記事>

マルキン醤油へ行ってキマシタ

小豆島の冬野菜〜醤菜

終日雨のタガフープ世界選手権

風が吹くと桶屋が儲かる?〜ヤマロク醤油

豆モビでGO〜醤の郷

小豆島を味わおう〜UCHINKU
※open/10:30-15:30 メニューに変更あり

木桶職人プロジェクト2018
木桶職人プロジェクト2016
新桶仕込みのお醤油デス2015
新桶〜3代先をみて2013
修行で組み上げた新桶が届きました(ラブ)/2012
木桶職人復活プロジェクト〜ヤマロク醤油2012

posted by しまラジ! at 06:00| 香川 ☁| ○お土産・贈り物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする