2018年12月07日
日本遺産の可能性と期待
12月5日、丸亀市猪熊弦一郎美術館に小豆島2町と
笠岡市(笠岡諸島)、丸亀市(本島・広島)の皆さんが集まりマシタ。
この日行われたのは備讃諸島日本遺産認定推進協議会主催の
「日本遺産の可能性と期待」と題された講演会。
講師は丁野朗氏・・・東洋大学大学院国際観光部客員教授
株司会者ANA総合研究所シニアアドバイザー、観光未来プランナーで
『日本遺産』の制定にも関わりのある方デス。
会場は補助席を出すほど多くの方が訪れ
地域の活性化、日本遺産についての興味の深さがうかがえマシタ。
日本遺産が始まってから4年。
現在、全国で67の日本遺産が認定されてイマス。
またこの日本遺産は文化、歴史だけを取り上げるのではなく
地方の文化財や歴史を保存することから活用することで
世界に並ぶ観光立国を目指しているもの、だそうデス。
それぞれの地域に物語がありそれを編集する手法について
例を挙げながら分かりやすく説明してくれマシタ。
小豆島の石の文化、歴史と大小30あまりの笠岡諸島
水軍の歴史がある塩飽諸島がともにストーリーを紡ぎ直し
まだ増えるインバウンドに向け魅力あるものにしていかなければなりマセン。
観光される方に魅力的な物語は地域の人が知り
誇りを持って語れるブランドであると丁野氏。
2市2町からは役場の方はじめボランティアでガイドをされている
方々も多く出席されており、今後は共に互いの歴史文化の
情報交換も行われるもよう。
1934年に瀬戸内海が国立公園に指定され84年。
今また新たな取り組みは小豆島に来たら次に笠岡諸島に、塩飽諸島にと
行きたくなる大きなスケールの観光を目指していくようデス。
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