2018年12月05日
シシ垣お別れセレモニー〜小豆島堀越
「シシ垣を撤去するだけでなく思い出に残せるよう
セレモニーを開催します。」
12月2日㈰、早稲田大学の古谷誠章教授と学生らにより
瀬戸内国際芸術祭2016作品「シシ垣でつくる堀越暮らしの輪プロジェクト」
のシシ垣の撤去、お別れセレモニーが堀越で行われマシタ。
作品NO.108、このシシ垣ができるまで関わった
歴代のグループリーダーの学生、卒業生も訪れ
久しぶりに会う堀越の皆さんとの時間を過ごしマシタ。
この作品を堀越で製作するきっかけとなった
初代グループリーダーの鉄川さんはじめシシ垣を作る過程を担当
した人からWSを行った人、そして今回の撤去に当たり
セレモニーの準備をした人。
皆さん、何らかの形でこれからも堀越の皆さんと
繋がっていきたいとお話されマシタ。
また古谷教授は
「堀越の皆さんとも長い付き合いになり
昔は山の稜線まで畑が作られていたのを聞いて
もう一度、人が入ることで里山になる活動を始めてみては
どうだろうと、この作品はできました。」
「次の始まりに繋がる機会になれば良いかなと思う。」
とお話され地元の方々との記念撮影も。
記念撮影の前には撤去中のシシ垣に飾られた白い布に
思い出の写真をシールにしたものを地元の皆さんと一緒に貼りマシタ。
写真の一つ一つが地域と製作者を結ぶ大切な思い出デス。
このシシ垣を作っていた竹は来年1月13日の「とんど」で
燃やされる予定。
時がたつにつれ、作品によっては撤去作業やメンテナンスが
必要となりマス。
瀬戸芸作品をきっかけに出会った作る側の人達と
地元の方々のつながりは、今後も続いていきマス。
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