今週末、国指定重要有形文化財「肥土山農村歌舞伎舞台」では
350年を超える歴史上、初となる現代劇の公演が行われマス。
サナトリウムの春〜離小島診療所〜
日時:2018年10月20日㈯ 21日㈰ 開場16:30開演17:30(上演時間約2時間)
場所:肥土山農村歌舞伎舞台
チケット:前売り3000円 当日3500円(中学生以下一律1000円)
前売りは・・・https://worpon.amebaownd.com/
小豆島観光協会が開催する講演会『まるごと小豆島』で
作・演出を担当するコロポックル佐藤さん(佐藤良洋さん)が
作品や小豆島への思いをお話されマシタ。
コロポックルの名前は菅原文太さん命名だそうデス・・・
先ずこの作品は1910年頃の設定…1908年に小豆島でオリーブの栽培が始まり
2年後の1911年に根着いたとされている1年前のお話。
ハレー彗星がやって来て地球上の空気を5分間なくしてしまう
と言う実際に合ったうわさ話をもとに作られてイマス。
「草木の生えない小さな離島、結核患者のいるサナトリウムで
起こるお話になっています。」
佐藤さんが小豆島で演劇をしたいと思ったのは・・・
「農村歌舞伎舞台を見てこんなところで芝居出来たら
幸せだろうな、と言うのがスタートです。」
「都内には100以上の劇場があるものの全国で演劇が根付いているところは
ないんです。全国でも他にない舞台でもし根付けば、今日はここで
明日はここでと演劇をやっているとなれば、また登竜門になれば。」
芝居の稽古が終わって地元の方とお酒のみながら
芝居、楽しみやなぁと言う生活がしてみたいと佐藤さん。
「普通、役者はゲネプロと本番しか舞台のある場所にはいないんですけど
僕ら3週間以上前から住んでいます。
地元の方と交流ができ、距離が縮まると興味を持って貰えるんです。」
一生懸命にお話する姿を参加者の皆さんは応援するように見守ってイマシタ。
「東京でははじめ、無謀だと言われましたが
もうすぐ開演です。」
東京と香川、小豆島を演劇で結びたい。
そんな気持ちで始まった試みに応援する地元の方も増えているようデス。
出演するのは映画アウトレイジ最終章にも出演した稲葉凌一さんはじめ
プロの役者さんらに加え、岡山、香川からオーデションで選ばれた総勢30名。
小豆島からは9名が舞台に上がりマス。
「生まれ育った小豆島を盛り上げたい」と言う気持ちはもちろん、
東京に出て女優を目指している方も「地元で舞台に立つ姿を見て欲しい」
と小豆島で寝泊まりして稽古を続けたそうデス。
歴史ある舞台での初公演、そして小豆島へ寄せる思いを
ぜひ、明日明後日、肥土山農村歌舞伎舞台で体感してクダサイ。
熱い思いを持つ佐藤さんはひじょうに元気で明るい方デシタ。
帰りのアクセス>
高松行 土庄港発フェリー20:10 高速艇20:50発
※肥土山の会場まではオリーブバス中山線土庄発15:10,17:20発肥土山下車
帰りは肥土山18:20が最終便になるのでご注意クダサイ
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