2018年10月09日
新漬けオリーブ〜井上誠耕園の園地から
約8ヘクタール、4500本のオリーブが栽培されている
小豆島、井上誠耕園のオリーブ園地。
「ミッション、マンザ二ロ、ネバディロブランコ、ルッカ、アザパ
アルべキーナ、コロネイキ、ピクアルの8品種を栽培しています。」
新漬けオリーブの季節、到来!
井上誠耕園 農園管理部の濱中雅哉さんと製造部責任者 安本秀幸さんに
オリーブ畑の中でお話を伺いマシター。
まずは発売したばかりの新漬け。井上誠耕園ではアザパとマンザ二ロが先行して
販売され直ぐにミッションが販売されマス。
「アザパは実が大きくて食べ応えがありシャキシャキと美味しいです。」
マンザ二ロは果肉が柔らかいタイプの新漬けオリーブになりマス。
「海外では機械を使ったりしますが小豆島では
昔からの取り方で、手摘みしています、。12月中旬まで収穫作業があります。」
「収穫期はアザパ、マンザ二ロ、ネバ、ルッカと順に。
手選別してオイルや新漬けにするときに、傷や病気がないかを
見ています。」
農園スタッフの厳しい目でしっかりと見て丁寧に収穫選果されるそうデス。
「年に一回のことばかりで、オリーブの木の選定にも毎年課題があります。
葉の咲き具合で取れる量を想像して、夏場の除草が一番しんどくて。」
スタッフの皆さん全員が実がなると嬉しいとお話してくれマス。
そして大事に育てられ収穫、選別されたオリーブの実は
製造部に渡されマス。
「渋を取り除くため苛性ソーダに漬け、抜き過ぎないように
時間、温度、濃度を厳密な管理で行います。
ゆすぐ工程を経て、実が水をすってしわしわにならないように
薄い濃度の塩水から漬けはじめ、1週間ほどかけてゆっくり作ります。」
とバトンアタッチしてお話してくれる安本さん。
「実に入っているオイルのコク、旨味を味わうことができます。
やめられない止まらない味になります。」
「今年は非常に色づきが良く実がしっかりとして
カリッとした食感と味わいにできると思います。」とワクワクさせてくれマシタ。
「農園の方で、手摘み収穫、目視でより分け手間暇かけたものを
製造部で加工するんです、農園の大変さ、思いを受け取ってミスのないよう
しています。」
ただいま、井上誠耕園らしく園では収穫祭開催中デス。
収穫体験をはじめ様々な体験ができマスよ。
HPなどから予約をして、今年もオリーブの季節を楽しんでクダサイ。
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