2018年09月07日
小豆島 島鱧〜四海漁協
小豆島 島鱧
・小豆島近海で漁師さんが獲ったもの
・資源管理も合わせて300g〜2キロまでの大きさであること
・曳網(底引き網漁)で魚体に傷のつかない1時間以内のものであること
・1日以上畜養したもの
四海漁業協同組合さんで伺った小豆島 島鱧のお話。
ちょうど、漁師さんが水揚げされているところデシタ。
水揚げの様子を見ていただきつつ小豆島 島鱧のお話、つづき。
お話を伺ってすぐ驚いたのは
「小豆島の北の近海で捕れた魚は小豆島に市場がないので
一番近い岡山の市場に行くんです。そうすると岡山産になってしまうんです。」
しかも、ここ数年で増えてきた鱧は目についたものを何でも食べる害魚の扱いで
歯も鋭くぬめりがあるため手で触れない為、非常に安く取引されていたそうデス。
▲『ぬめりがないと生きていけんのや』と漁師さん。
ところが京阪神に行くと高値で取引されているようす。
鱧のノウハウがなく販路もなかった小豆島から青年部の皆さんが
始めたのは学ぶこと。
熊本県が鱧の先進地だということで、四海漁協の青年部の皆さんが
見学、勉強へ出かけマシタ。
水槽など扱いにも工夫して品質向上に努めてイマス。
「もともと四海の漁師さんは引き網漁のときに他と比べて短い1時間で
1日に7,8回上げるというやり方なんです。魚体に傷がつきにくいんですよ。」
という小豆島近海で1時間以内の引き網漁で捕れた鱧は
大きさを選別し1日、しっかりと水槽でストレスと胃の中のものをなくし
トラックで京阪神へと出荷されていきマス。
胃の中が空っぽだと、捌いた時に身に匂いがつかないんだそうデス。
▲規定の大きさより大きいもの、小さいものは放流
普通は腹開きをして1枚にする鱧デスが島鱧は肉厚で
三枚おろしにしても食べ応えのある鱧デス。
小豆島のお店でも食べられるところがありマスので
新ブランドの島鱧、食べてみてクダサイ。
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