2018年09月05日
日本遺産を目指して〜笠岡商工会議所との交流会
8月31日に行われた小豆2町の商工と笠岡商工会議所
の交流会のもようデス。
この交流会は昨年度より瀬戸内の石の文化を
『日本遺産』に認定してもらおうと小豆島町、土庄町
また笠岡市、丸亀市が取り組んでいる一環で行われマシタ。
お昼には福田公民館で『石切りすし』と素麺の昼食。
そして石節(せきぶし)が披露されマシタ・・・石節ってなんぞ?のフクロウ。
土庄町の小豆島石節振興会の井口さん、山口さんに
詳しく教えていただきマシタよ。
石節は元々、結婚や棟上げなどのおめでたい席で
歌われてきた民謡の祝い唄なんだそうデス。
「余興の一番の出し物でしたが最近では聴こえてこなくなりました。」
と井口さん。
昨年4月に振興会を立ち上げ35名のメンバーが
石の文化と郷土芸能が根付くよう幅広く活動しているそうデス。
「石節自体は石工さんが歌ってたわけでもなく
歌詞も全国にある祝い唄と同じなんです。」と言う山口さんは
この石節を『太閤秀吉に選ばれた喜びの唄』に歌詞をかえたもので
民謡大賞の香川代表にもなったことがあるそうデス。
▲笠岡商工会議所 鳴本会長
笠岡市からはチャーター船で商工会の皆さん62名が丸亀市本島を探訪し
瀬戸内海を渡り小豆島へ上陸。
「400年の歴史は石だけでなく醤油や佃煮、素麺の産業とも
つながりがあるのが小豆島。」と小豆島町商工会、谷本会長。
小豆2町の商工会議所の皆さんと交流は始まったなかり。
10月には小豆島からも視察にでかけるそうで、今後の展開が気になるところデス。
石の文化、歴史を『日本遺産』へと活動を続けている
小豆島町役場の学術専門員、川宿田好見、さんは
「日本遺産化には学術よりも観光が必要になるんです。
瀬戸内海の海を渡るルートも今はなくいろんなことを
今は試しているところです。」
定期船、周遊船、おみやげ物など・・・必要なものを模索して
いろんな人が関わり合うところからスタートのようデス。
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