2018年08月31日
オリーブまるごと〜株式会社テルシタ
主に「島内にない食品の原材料を仕入れ販売する」
株式会社テルシタさんにお邪魔シマシタ。
見せてもらった、この粉末が何かというと・・・
平成29年11月にテルシタさんで特許登録をしたオイル分が混ざっていても
乾燥できる『オリーブの搾りかす』なんデス。
株式会社テルシタの代表、照下修平さん(右)と
常務取締役の溝渕学さんにお会いしてキマシタ。
実はこちらの会社さんにお邪魔したのは自社農園のオリーブ畑で
ニワトリの飼育をしているというお話を伺ったため・・・
県内では珍しいアローカナ種。
青い卵を産む品種で現在8羽飼育中・・・徐々に増やしていく予定だそうデス。
オリーブ畑で元気に育って欲しいデスねー。
オリーブ畑のにわとりも気になるところデスが
只今、試行錯誤中のオリーブの粉末。
オリーブの実からとれるオイルは約10%。残り90%の実は
不要と捨てられているのが現状デス。
一部は乾燥させてオリーブ牛の餌になっているものの
オリーブの収量が増え、今後どんどん廃棄されるしかなくなりマス。
▲株式会社テルシタさんのオリーブオイル
「オリーブ、最後まで使ってあげてこその価値。」と取り組んでイマス。
テルシタさんの開発した技術でできたオリーブの実の粉末には
検査の結果、ポリフェノール分が残っており冷蔵で賞味期限も長く保てるそうデス。
粉末はほぼ無味無臭でいろいろ混ぜて使えるとのこと。
お味見させてもらった「開発途中」のコンソメスープは
オリーブオイルを入れたかのような、マイルドな味わい・・・見た目よりおいしくびっくり!
そのままでは苦くて食べられず、採油後は
どろどろの油分と水分の混じったペースト状になるオリーブの実が
今後は何か新しい食品に生まれ変わりそうデス。
オリーブの実のような卵が楽しみなニワトリさんもー。
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