2018年08月31日

オリーブまるごと〜株式会社テルシタ

IMG_4482.JPG

主に「島内にない食品の原材料を仕入れ販売する」
株式会社テルシタさんにお邪魔シマシタ。

見せてもらった、この粉末が何かというと・・・

IMG_4507.JPG

平成29年11月にテルシタさんで特許登録をしたオイル分が混ざっていても
乾燥できる『オリーブの搾りかす』なんデス。

株式会社テルシタの代表、照下修平さん(右)と
常務取締役の溝渕学さんにお会いしてキマシタ。




IMG_4491.JPG

実はこちらの会社さんにお邪魔したのは自社農園のオリーブ畑で
ニワトリの飼育をしているというお話を伺ったため・・・

66392.jpg

県内では珍しいアローカナ種。
青い卵を産む品種で現在8羽飼育中・・・徐々に増やしていく予定だそうデス。

66391.jpg

オリーブ畑で元気に育って欲しいデスねー。

オリーブ畑のにわとりも気になるところデスが
只今、試行錯誤中のオリーブの粉末。

IMG_4508.JPG

オリーブの実からとれるオイルは約10%。残り90%の実は
不要と捨てられているのが現状デス。

一部は乾燥させてオリーブ牛の餌になっているものの
オリーブの収量が増え、今後どんどん廃棄されるしかなくなりマス。

IMG_4500.JPG
▲株式会社テルシタさんのオリーブオイル

「オリーブ、最後まで使ってあげてこその価値。」と取り組んでイマス。

テルシタさんの開発した技術でできたオリーブの実の粉末には
検査の結果、ポリフェノール分が残っており冷蔵で賞味期限も長く保てるそうデス。

IMG_4503.JPG

粉末はほぼ無味無臭でいろいろ混ぜて使えるとのこと。
お味見させてもらった「開発途中」のコンソメスープは
オリーブオイルを入れたかのような、マイルドな味わい・・・見た目よりおいしくびっくり!

IMG_4493.JPG

そのままでは苦くて食べられず、採油後は
どろどろの油分と水分の混じったペースト状になるオリーブの実が
今後は何か新しい食品に生まれ変わりそうデス。

オリーブの実のような卵が楽しみなニワトリさんもー。




<関連記事>

小豆島産EVオリーブオイル勢ぞろい

本日9月1日オープン 岬工房

夏の井上誠耕園

循環型農法〜オリーブたい肥

オリーブ牛から日本の食を考える

魚も人もオリーブで

オリーブシロップのお話

小豆島発、オリーブの雑貨〜こまめ島工房

オリーブ茶の準備中〜タケサン農園



posted by しまラジ! at 06:00| 香川 ☁| ○オリーヴァー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする