2018年06月28日

小豆島備長炭〜ヒラク

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「見ると幸せになる類の人」と紹介された小豆島の木こりさん。

小豆島では林業を生業にしている人は片手で数えられるほど。
確かにコレは珍しいやも知れん、とお会いしてきたのは・・・

ヒラクの慶田さんと森さんのお二人・・・いきなり幸せ2倍。

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写真の場所は寒霞渓に行く途中にある「炭焼き」の窯。

「ヒラクは日々楽しい、火を楽しむという意味です。」




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慶田さん、森さんともに出身地は別の場所。
とはいえ、小豆島在住歴は新しくないお二人デス。

どちらも様々な経験を経て「小豆島が楽。」と暮らしてイマス。

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小豆島では慶田さんは塾の先生をしていたのをやめて林業へ。
森さんはl整心体(整体)をされつつ「頑張っている人を応援したい」と
慶田さんと…現在は炭作りや木のおもちゃ作りをしてイマス。

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炭と言っても
「小豆島はウバメガシが多く作る炭は備長炭です。
 釜を使わせてくれた人に習ったんですけど、
 言うことを聞かずに、むっとされながら作っています。」

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釜の温度は約1000度、炎は青から銀へ、金色へと変わり

「もう、出したらって言われるのを軽トラに閉じこもったり
 周りを掃除したりしてね、ごまかして出さない・・・いい備長炭を
 作りたいから。」と笑うお二人、すごく楽しそうデスなー。

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昨年の11月から始めた小豆島備長炭作りは
「薪のお風呂をね、作って町の人と子どもが集まる場所にしたい。」
そんな気持ちからスタートしたそうデス。

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そしてこちらの材木、ではなく木のおもちゃ。
切っただけではなく、きちんと磨かれて防水加工もしてイマス。

「虫食い跡や割れ、年輪を見てどちらが北に向いていたかとか
 を観察しながら木を作るパズルなんです。」

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パズルや将棋も作ってお風呂に入って、交流する場所が作りたい
と言う慶田さん。

リアルな木が出来るパズルは木の名前を覚えたり自然を身近に
感じられそうデスねー(ちょっと欲しい)

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小豆島備長炭も「パッケージにこだわりたい」と言う森さん。

「今、ナイロンに入ってますけど。
 年間に600tものプラスチックごみが海を漂っているんです。
 きちんと循環できる、生き物が生きていく邪魔をしない物にしたい。」

見ると幸せになれる木こり、とか面白気分で会ったお二人は
地域のこと、環境のこと、真面目に取り組んでいる方々デシタ。

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小豆島備長炭は現在『たこのマクラ』のお水に使われてイマス。
また7月にはHPも開設予定デス。気になるヒラク、注目しておいてクダサイ。



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posted by しまラジ! at 06:00| 香川 ☀| ○お土産・贈り物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする