「見ると幸せになる類の人」と紹介された小豆島の木こりさん。
小豆島では林業を生業にしている人は片手で数えられるほど。
確かにコレは珍しいやも知れん、とお会いしてきたのは・・・
ヒラクの慶田さんと森さんのお二人・・・いきなり幸せ2倍。
写真の場所は寒霞渓に行く途中にある「炭焼き」の窯。
「ヒラクは日々楽しい、火を楽しむという意味です。」
慶田さん、森さんともに出身地は別の場所。
とはいえ、小豆島在住歴は新しくないお二人デス。
どちらも様々な経験を経て「小豆島が楽。」と暮らしてイマス。
小豆島では慶田さんは塾の先生をしていたのをやめて林業へ。
森さんはl整心体(整体)をされつつ「頑張っている人を応援したい」と
慶田さんと…現在は炭作りや木のおもちゃ作りをしてイマス。
炭と言っても
「小豆島はウバメガシが多く作る炭は備長炭です。
釜を使わせてくれた人に習ったんですけど、
言うことを聞かずに、むっとされながら作っています。」
釜の温度は約1000度、炎は青から銀へ、金色へと変わり
「もう、出したらって言われるのを軽トラに閉じこもったり
周りを掃除したりしてね、ごまかして出さない・・・いい備長炭を
作りたいから。」と笑うお二人、すごく楽しそうデスなー。
昨年の11月から始めた小豆島備長炭作りは
「薪のお風呂をね、作って町の人と子どもが集まる場所にしたい。」
そんな気持ちからスタートしたそうデス。
そしてこちらの材木、ではなく木のおもちゃ。
切っただけではなく、きちんと磨かれて防水加工もしてイマス。
「虫食い跡や割れ、年輪を見てどちらが北に向いていたかとか
を観察しながら木を作るパズルなんです。」
パズルや将棋も作ってお風呂に入って、交流する場所が作りたい
と言う慶田さん。
リアルな木が出来るパズルは木の名前を覚えたり自然を身近に
感じられそうデスねー(ちょっと欲しい)
小豆島備長炭も「パッケージにこだわりたい」と言う森さん。
「今、ナイロンに入ってますけど。
年間に600tものプラスチックごみが海を漂っているんです。
きちんと循環できる、生き物が生きていく邪魔をしない物にしたい。」
見ると幸せになれる木こり、とか面白気分で会ったお二人は
地域のこと、環境のこと、真面目に取り組んでいる方々デシタ。
小豆島備長炭は現在『たこのマクラ』のお水に使われてイマス。
また7月にはHPも開設予定デス。気になるヒラク、注目しておいてクダサイ。
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