2018年04月03日
小豆オリーブ研究所完成
3月24日に小豆島町で香川県農業試験場小豆オリーブ研究所と
香川県小豆農業改良普及センターの完成式典がおこなわれマシタ。
小豆島はオリーブ栽培、オリーブ牛に千枚田と
特徴のある農業が営まれてイマス。
香川県農業試験場、小豆オリーブ研究所の窪田健康所長に
お話を伺っておりマスよー。
「ウリは官能評価室。
オリーブの公的機関では日本でここだけということですね。」
「官能審査はいわゆるテイスティングですね、我々は鼻センサーって
言ってたりしますけど。
オリーブオイルが国際規格としての条件を備えているか
また、欠陥がないかを調べるものです。」
化学検査だけでは測りきれないオリーブオイルの品質。
統計処理もしているそうデス。
「約20年前にテイスティングの技術が入ってきて
官能審査の出来る方を約20名選抜しております。」
官能審査は1人で行うものではなく、常時8名から12名のグループで
行う決まりなんだそうデス。
24日の完成式典では香川県知事にも説明をされた窪田所長。
採油のできる部屋、土壌開発のための部屋などもあり
1Fロビーには小豆島のオリーブ栽培が分かる展示もありマス。
照明は『オリーブオイルの輝き』と題された
オリーブオイルのしずく型。
「小豆島は日本での栽培発祥の地。
低迷したのちも研究所では栽培が続き、研究所の意味があったと思います。
平成のイタ飯ブーム以降、現在もオリーブの人気は広がっており
香川県だからこそ出来ることを、日本唯一の研究所として邁進していきたいです。」
開かれた研究所がモットーだという小豆オリーブ研究所。
「土日、祝日に年末年始はお休みですし、官能審査をしているときは
難しいですが、それ以外はガラス越しに見学もできますよ。」
今年は小豆島でのオリーブ植栽110周年。
世界各地のオリーブ栽培に比べるとまだまだ始まったばかりの農産物デス。
これから日本のオリーブオイル、オリーブ製品がたくさん
世界で認められるようになると嬉しいデスね!
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