先週末、岩谷にある隠れていない隠れ家喫茶「珈琲とブーケ。」
で天狗岩丁場を歩くイベントが行われマシタ。
ただただ歩くのではなく石の歴史がある丁場跡。
奈良文化財研究所の研究員、高田祐一さん
そして京都で埋蔵文化財の研究をされている福家恭さんが
資料を参加者に配布して説明をしながらの会デシタ。
研究員のお二人は個人的に小豆島の石の丁場を調べているそうで
小豆島町にある高尾石材からシンポジウムで発表もされた
石工の藤田さんもゲストに招かれてイマシタ。
珈琲とブーケ。さんの呼びかけに集まったのは
14名ほど、うち、旅行で来られた県外の方が3名。
小豆島に住んでいても
なかなか史跡を訪れるきっかけがなかったという若い世代の方が
多く参加されて一生懸命にお話を聞いてイマシタよ。
散策した天狗岩丁場は遊歩道として整備されており
階段多いわーと思いつつも簡単に登ってしまえマス。
岩谷にある6つの石丁場が『大阪城石垣丁場』として
国指定史跡となってイマス。
まず、目に入るのは矢穴跡のついた石たち。
そして大天狗岩とよばれる巨大な種石(※石を適した大きさに切り出す前の石)
こちら高さ17,3m、幅7,8m、奥行き12,3m、推定重量約1700t
となって岩全体の写真を撮れる場所も限られている巨石デス。
大があるなら小もあり、
この丁場を仕切っていた黒田藩の刻印などが残る切り出した石を
眺めつつ進むと、皆が載っているのが小天狗岩と呼ばれてイマス。
この日、気になる自転車ライダーは岡山から何度か小豆島に
訪れており「天狗岩丁場」が気になると珈琲とブーケ。で話したところ
イベントをやるんで皆で行きましょうと、待ちに待っての参加だそう。
せっかくなんで、自然に溶け込んでフクロウも持っておきマスか。


あずきベーカリーさんやおやつ工房FUJIさんの
パンにスイーツ、数種類も用意されて喫茶内でもお話をしてくれたそうデス。
小豆島の良いところを年代を問わず発信して
一緒に学びたいという瀧下オーナーの楽しい発案で参加された方も大満足。
中には閉会後に八人石丁場や小海にある残石公園を訪れた人も!
珈琲とブーケ。さんのイベント情報は主にFacebookページで
確認できマスので、小豆島に行かれる方、住んでいる方も要チェック!デス。
個人で訪れる方は遊歩道入り口に説明用リーフレットもありマス。
フクロウでも登れマスが足元は滑りにくい靴がおすすめ。
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