小豆島の観光スポットでも人気の中山千枚田。
初夏には虫送り、秋には彼岸花の咲く中の農村歌舞伎と
昔ながらの日本の美しい行事が楽しめる場所デス。
今年で5回目を迎える小豆島町の棚田オーナー制度。
詳しいお話を
小豆島町農林水産課 棚田保全係の弓木和幸さんに伺ってマス。
「中山の棚田は小豆島のど真ん中、中山地区にある
約760枚の小さな田んぼが山の中腹に折り重なるようにあります。」
迫力のある風景、訪れる方も多い場所デスが、実際に米作をしている
地元の方々にとっては・・・
「条件の悪い田ではあるので、耕作地をどうにかしなければと
中山棚田協議会と役場とでオーナーの方に主だったお米栽培の作業や
中山地区にある虫送り、農村歌舞伎にご案内させていただいております。」

美しい景観を守ることができるだけでなく
地元の方と触れ合い、めったにできない経験ができる棚田オーナー。
「四季折々のいろんな景色が楽しめ、時節も良いときですので
特に農業をしたことがない人でも
爽やかな汗をかいて楽しんでいただいてます。」

オーナーさんの来られない間は小豆島町役場と棚田協議会が
毎日の水管理に草刈、予防などの作業をしてくれマス。
「今回で5回目の募集、実施となります。
県内の方が半分くらいですかね・・・兵庫県や昨年は福岡県や
神奈川県からもいらっしゃいました。」

ファミリーで参加する方が多く、リピーターも少なくないようデス。
素晴らしい景色の中、ほのぼのとした時間を喜ばれているようデスよ。
小豆島、棚田オーナーは1組3万円で申込み
年に何度かの作業の案内、虫送りや中山農村歌舞伎への招待もあり
棚田のお米は基本20kg(作業日に応じてプラス)が贈られ
つくだ煮に素麺、オリーブ製品など小豆島の特産品もいただけマス。

お子さんと一緒に過ごせる時間、
小豆島の棚田での貴重な体験とともに、至れり尽くせりデスねー。
「2月中旬ころから1ヶ月ほど小豆島町のHPで募集しますので興味のある方は
お問い合わせだけでも詳しくお教えいたします。」
瀬戸内しまラジ!番組ブログでも申し込みが始まったらお知らせいたしマスよ。
<お問い合わせ>
小豆島町農林水産課 棚田保全係
Tel : 0879-75-1900
Fax : 0879-75-1522
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