2018年01月19日
77番歓喜寺へ
小豆島北海岸、夕陽の丘近くにある
小豆島霊場77番札所、歓喜寺さんにお邪魔してしてキマシタ。
入り口には長屋門と呼ばれるちょっと珍しい山門。
海が見渡せる小高い場所にありマス。
歓喜寺の河野広宣ご住職さんにお話を伺いつつ
手を合わせてまいりマシタ。
こちらのお寺は奈良時代に民衆の人気が高かった
行基さんが開いたといわれてイマス。そして行基さんの作ったご本尊…
「普段は見られません。
落慶法要の時に1日、扉を開けたことがあるだけです。」
なので、当時のお写真を見せていただきマシタ。
「あくまで言い伝えですよ。
普段は如意輪観音様を本尊としてお祀りしております。」
如意輪観音様は「意の如く思った事を叶えてくれる」観音様で
悩みごとに応じて三十三のお姿に変わるお姿の一つだそうデス。
「どう苦しみを取り除こうかと首を傾げて考えるお姿を
しております。」
特別にありがたいお姿を撮影させていただきマシタ。
ご本尊の側には木箱に納められた大般若経。
土庄町指定文化財になっているもので、
小豆島がまだ備前国だった頃に檀家さんによって納められたそうデス。
由緒ある歓喜寺さんデスが
もう一つ、春に楽しみなのが牡丹。
「100年以上経つ牡丹の株が駐車場のところにあります。
ピンク色の花を毎年、4月下旬から5月にかけて咲かせます。
鳥取の牡丹の産地からも、お遍路さんが毎年変わった色のものなどを
持ってきてくださいます。」
まだまだ寒くて花は咲いていませんデシタが
100年の牡丹はすでに硬いつぼみをつけてイマシタよ。
小豆島の美しい海に色とりどりの牡丹はきれいでしょうねー。
100株あるかないかですが、とおっしゃってマシタが
駐車場には小豆島八十八桜もあり春に訪れが待ち通しい歓喜寺さんデス。
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