2017年12月20日
黒帯金字〜島の光
小豆島手延べ素麺組合「島の光」に昨年から
黒帯で金字で書かれた別バージョンが登場しておりマス。
違いを伺いに島の光を作る職人さんにお会いしてキマシタ。
お邪魔したのは奥中山にある中畑さんの製麺所。
只今、絶賛上映中の映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』にも
ちらりと出演されロケにも使われた製麺所デス。
(ロケ現場はご自宅と製麺所が車の納車シーンに使われマシタ)
お邪魔した時は、天日干しのあと十分に乾かした素麺を
島の光サイズにカットして・・・手びる(まとめる)作業中。
「今、作っているのは北海道産小麦を使った島の光の
黒帯・金字の素麺。作る素麺で粉がそれぞれ違うんですよ。」
黒帯・金字ってなんぞー!?なフクロウに
「うち合わせて3軒だけが作っている素麺で素材から違うんです。」
めっちゃレアな島の光ってことだそうデス。
しかも香川県内のマルナカ大型店舗のみの販売で、知る人ぞ知る素麺。
「高い素麺がうまい素麺とは思ってない。
ちゃんと作ったらちゃんと美味しいんでね。」という中畑豊さん。
作る環境にもこだわってその日の風、日差し、気温は1度差から
チェックしているんだそうデス。
日差しや風の具合で素麺台を動かしながら
「自然を相手にするのは大変なんですよ。
いかに環境に合わせられるか、それでやっと満足できる素麺ができる。」
と話してくれマシタ。
元々、中畑さんは板前をされていた経験があるそうで
「お客さんの顔を見るのが好きなんです。
顔に出るでしょ?」
まーさーに!このお話を聞いているとき実は黒帯・金字を
味見させていただいており・・・顔に出るどころか写真を撮り忘れマシタ。
(中畑さんの思惑通りデスが、写真がなくてすまんデス)
「おいしいのを作ろうというのは自己満足。
ええもん作ったら売れるもんやないし、見せ方なんかも大事。」
と中畑さん。
最近では行政、観光協会、そして高松の平井料理システムさんと
一緒にイベントなどを行ってイマス。
「たいてい参加して、一番声が大きいのが僕です。」と
笑ってイマシタ。
小豆島の手延べ素麺は地場産業を守ろうとする職人さんが
厳しい寒さのこの時期に、さらに自分にも厳しく作ってイマス。
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