2017年12月07日
島の光を作る〜高橋健二製麺所
小豆島では気温が下がるとお醤油の仕込みが始まり
オリーブオイルの販売も始まりマス。
またもう一つ始まるのが素麺の寒作り。
瀬戸内国際芸術祭や先日のオリーブの夢のお別れセレモニーでも
美味しい!と多くの方に言われる中山のおそうめん。
小豆島手延べ素麺「島の光」を作る奥中山の
高橋健二製麺所にお邪魔してキマシタ。
ここで素麺作りをしているのは高橋健二さんとお父さん。
ちなみに高橋健二さんは中山農村歌舞伎保存会や水晶山写真倶楽部
でも活躍してイマス。
なので「あーぁ、さっきまで晴れとったのになあ。」と・・・
素麺の写真を撮っているときに気にされていたので今年初めに
高橋さん撮影のきれいな青空の素麺写真もUP
▲高橋健二さん撮影
素麺を作るときにこだわっているところを伺うと
「今の素麺はどこも八丈(やたけ)やけど
うちともう一軒くらいかな、九丈(ここのたけ)で作っとんのは。」
とお父さん。
この八丈と九丈というのは素麺を伸ばすときの長さ。
19cmの長さの島の光が9つ取れる長さだそうデス。
「昔はみんな九丈でしよったんやけど、今頃の粉は
伸ばすのが難しいんやな、八丈用になってきているんやと思う。」
素麺がよく伸びるのは最初の仕込みが肝心。
高橋さん宅では早朝4時から仕込みを始め、お昼に天日干しをしてイマス。
「作業性は良くないし面倒なんやけどな。」と言いながら
九丈での製麺にこだわるのは・・・
「もしかしたら、皆がおいしいと言ってくれるのはこのせいかも
知れんね。」と高橋健二さん。
また、こちらの素麺のおいしさの秘密は水。
奥中山の清水が直接引き込まれ、その水で素麺作りをしてイマス。
今回、お邪魔させていただいたのは
「うちの素麺がおいしいと言ってもらえてありがたいけど
島の光がおいしい、と言ってもらいたい。」と健二さんが話されていたから。
小豆島手延べ素麺組合では100軒近くの素麺作りの職人さんがイマス。
それぞれが工夫を凝らしこだわって作り上げる素麺は
規定に沿った検査を経て合格した物が島の光と呼ばれマス。
お父さんが「うちにもおるで」と見せてくれマシタ
これからの季節、お鍋のお供に。
また手軽に食べられる熱々のにゅうめんにとぜひ島の光をお試しクダサイよ!
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