2017年11月28日
オリーブの季節2017 @ 〜井上誠耕園
小豆島産だけでなく世界各地のオリーブオイルが
出来上がる季節になりマシタ。
小豆島では早々に井上誠耕園から緑果が発売中。
オリーブの季節を満喫するためにオリーブオイルのこと
そして楽しみ方を井上誠耕園の井上智博園主にうかがっておりマス。
最近では様々なオイルやその効能などが取り上げられてイマスが
その中でオリーブオイルについて改めて伺いマス。
「エキストラヴァージンオリーブオイルは果実に人の手を施さない
搾っただけ、あるいはろ過しただけのものです。」
人工的な精製をしないEVオリーブオイル、オリーブのジュースともいわれマス。
そして小豆島のオイルは別格、と井上園主。
「日本の地形は果実の大量生産の地形ではなく段々畑で作るしかない。
小豆島はまさに縮図で、合理的には難しいところを徹底した管理で
空、海、石垣の反射による3つの光で育った品質の良い果実を丁寧に収穫しています。」
世界に負けることのない最高品質のオリーブ。
スタッフの皆さんの一人一人の手がかかっているんデスね。
「我々の苦労を分かって欲しいのではなく
オリーブの背景を知っていただいたら楽しんでいただけると思う。」
ワインを楽しむとき、産地や作られた年を気にするように
オリーブも同じ楽しみ方をして欲しい。
「すべての農作物に言えることだと思います。」
これからの「らしく園」についても伺いマシタ。
「全体構想は10年。まだまだ初年度です。
我々のパフォーマンスを見せる直営店、レストランではお客様の
暖かい声や叱咤激励を受けまだ改善中というところですね。」
島の風が気持ちよかった・・・など海外から来られた方の声も
あるそうで・・・
「島らしいおもてなしができると嬉しいですよね。
わざわざ、小豆島をチョイスして来て貰ったと思うと
生半可な思いで仕事できないですよ。」
そんな井上園主の思い、そして農業、オリーブに対する哲学が詰まった
今年の小豆島産緑果にスペイン産のオリーブオイル。
「今年のオイルはさわやかで例年よりいい感じ。
雑味や青味は濃厚ですが昨年より柔らかく私が求めていた味。」
ワインと同じく百花繚乱の味を農園を知り、小豆島を知り
井上誠耕園のヒロソフィーを知って楽しんで!という井上智博園主デス。
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