2017年11月07日
うどん王国〜なかぶ庵
香川県と言えばうどん。
多くのうどん屋さんが県内にありマスが小豆島では少し事情が変わりマス。
もちろん『さぬきうどん』のお店もありマスが・・・
「手延べうどんの方も、うどん王国ですから
こちらもぜひ、味わっていただきたいと思います。」と
なかぶ庵店主、中武義景さん。
小豆島の安田という場所にあるなかぶ庵は生そうめんで有名なお店デス。
「小豆島で素麺が作られるようになったのは池田という場所がはじめで
10月の中旬頃に秋祭りが終わり、水田の準備が始まる4月頭が製造時期です。
・・・が、私どもの生そうめんは年中製作しております。」
「普通のさぬきうどんは、麺の種を薄く伸ばして折りたたみ
包丁で切っていく・・・断面が四角い形になりますが
小豆島の素麺、うどんは丸いんです。」
同じ讃岐のうどんでも製造工程、食感がまるで違うと中武さん。
「素麺作りは生地を一方向に伸ばし、ひねりを加え
グルテンの層をロープ状にすることで切れず伸びていきます。」
▲木に巻き付けた跡のふしを発見。これがまた嬉しい
「緻密で表面はつるつる。
なので水の浸透が少なく、湯がくのにも時間がかかりますが
鍋などに入れても溶けださないので、うどんすきの後に雑炊もできますね。」
お店の商品を手に取ると沸騰したお湯で17,8分と書かれてイマス。
「太さが1,8mm以上の麺をうどんと言いますが
讃岐うどんに比べると手延べで作るうどんは太くない。
でも食べれば分かる、もちもち感とコシがあります。」
すごい弾力を感じる手延べうどん。
讃岐うどんは喉ごし、と言いマスがこちらはいつまでも噛んでいたい。
「包丁切りの讃岐うどんは豪快にズズッと食べると美味しいですね。
手延べは歯ごたえ、噛むと弾力があり小麦の甘さを感じられるので
こちらは少し噛んでもらった方がよいですね。」
素麺と全く同じ作り方で食べると別物!これもまた讃岐うどんなんデスねー。
「素麺は伝統食でありながら、夏には人気商品でもあるのに
どうやって作っているか知らない人も多いんですね。
食として忘れられないよう、作り方歴史を分かって貰うことで
伝統産業を続けて行けるのではないか。」と中武さん。
小豆島の伝統、手延べの技術を伝える素麺、そして手延べうどん。
これからの季節にぴったりデス、ぜひお土産に贈り物に手に取ってみてクダサイ。
なかぶ庵
定休日:月曜日(月曜日が休祭日の場合は火曜日休み)・年末年始
営業時間:10:00〜15:00頃まで。材料がなくなり次第終了
箸分け体験:要予約/見学300円〜体験・食事1100円
お問合せ:tel 0879-82-3669
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手延べ半生うどん(3人前)\400〜
手延べうどん(乾麺)180g/\350〜
※湯がく時間がかなり違うのでお客様をお待たせしないようお店では食べられマセン
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