2017年10月17日
本から生まれる一皿、再び!〜暦
▲小豆島の海藻で作る寒天にお芋のかんころもち
瀬戸内国際芸術祭2016食のプロジェクトで人気だった
「本から生まれる一皿」が帰ってキマス。
え?暦で食べられるんだろう?って?
詳しいお話を美味しいお食事と一緒にいただいちゃいマシタよー。
創作郷土料理「暦」店主の岸本等さんデス。
▲お昼の定食「小豆島」 1200円
創作郷土料理「暦」はオリーブ公園下の国道沿い。
〇「暦」について・・・
「小説 二十四の瞳の最後の方に子どもが大石先生を乗せて
田浦半島へ船で向かうシーンがあります。
築80年の古民家で目の前は海。四季折々の風景が見られます。」
〇プロフィール
「大学進学後会社員をしておりましたが専門学校に行き大阪で
料理の修行をして小豆島に帰ってきました。」
〇本から生まれる一皿
「第一回目の瀬戸芸の時に小豆島に帰って何か自分も携われたらという思いが
ありました。
2016年の二回目の時に妻が『食のフラム塾』のパンフレットを持ち帰ったんです。」
▲まめまめびーるに森國酒造、瀬戸内のお酒も各種ありマス
「小豆島の食文化を壺井栄は本の中にたくさん詰め込んでいます。
本は好きですが、壺井栄を読んだのはこれも妻が借りて帰った
『小豆島』が最初で、小豆島の宝だと思いました。」
〇瀬戸内国際芸術祭2016〜暦へ
「たくさんの方に来ていただいて8ヶ月終わったあと
壺井栄の意思、食を発信することをだれかに任せてしまいたい気持ちも
あったんですが自分で発信していこうとお店になりました。」
▲太刀魚をぶち切りにした料理は島で昔から作られていたそうデス
〇壺井栄について
「本には今日の料理、太刀魚の背ごしをはじめ色々出てきます。
食いしん坊だなぁと思います。
食べることが好きで作品に落とし込んでいかれたのではないかなと。」
▲モガ二の味噌汁、月夜のカニという作品から
〇小豆島の伝統、食産業について
「瀬戸内圏内の食を調べ、聞き取り調査して新しく反映させていきたい。
島の良い物を発信していきたいです。
聞き取った料理の中には実際に食べると美味しくないものもあります。
埃をかぶったモノを磨く、多少のアレンジを加え
オリーブオイル、醤油、ゴマ、佃煮・・・
島の人の手のかかった材料を使うことが大切だと思っています。」
▲ミニコース「はしり」2000円
〇新しく始める「本から生まれる一皿」
「11月から引き続き2月まで。
瀬戸芸の8ヶ月でできなかった1年分の残り4ヶ月をワンプレートで
毎月1回数量限定で再開します。」
▲昔ながらの突起の大きな『ケマキュウリ』
本から生まれる一皿9回目
日時:2017年11月26日(日) 16:00-21:00(3回入れ替わり)
場所:小豆島町西村 創作郷土料理「暦」
※予約のみ(予約の詳細はまた改めてお知らせシマス)
創作郷土料理「暦」 (月・火定休/月祝の場合は営業)
ご昼食(11:30-14:00)
・お昼の定食「小豆島」 1200円
・ミニコース「はしり」 2000円要予約
・コース「暦」 3500円〜要予約
※コーヒー、紅茶、甘い物もあり
ご夕食(18:00-21:00)
・夜のおまかせごはん 1600円
・コース「暦」 3500円〜要予約
<関連記事>
暦〜壺井栄さんと
瀬戸内『食』のフラム塾
庚申堂の夜〜本からうまれる一皿
小豆島、庚申の夜。
小豆島Short Short(渡し舟)
小豆島オリーブ公園収穫祭2017
short×2(岬文壇エッセー募集)
この記事へのコメント
コメントを書く