2017年06月27日
棚田を守る〜2017虫送りへ
今年の中山千枚田での虫送りは7月8日㈯
多くの方が参加する観光資源ともなった虫送りデスが・・・
参加する前に知っておいて欲しい中山千枚田のこと。
美しい千枚田の風景を守る多くの人がいるんデス。
小豆島町役場、農林水産課の棚田保全係弓木和幸係長にお話を伺ってマス。
「小豆島における代表的な棚田は南北朝時代から長い時を経て作られた
現存する日本の宝だと思っています。」
約1万年前の地滑り跡を1300年代から1700年代にかけて棚田は
人の力と知恵で作られたと言いマス。
「低いところで標高100m、てっぺんが250mと急こう配で
棚田を作るには時間がかかり先人の苦労と言うか今の人では
できないことかとも思います。」
「車が入るにも狭くて限界があり、棚田の耕作、補修は他とは違って
何倍もの苦労があります。
現在、耕作地は7割程度で3割が休耕地で保全管理されています。」
休耕地の対策としては
棚田オーナー制度…2-3月にかけて募集、就労体験、森國酒造と共同しての酒米作り
またSUIJI(six University Initiative Japan Indonesia)からの
学生を受け入れて現在コキアを試験的に栽培中。
「中山地区では棚田を中心に虫送り、農村歌舞伎が今でも行われており
どなたでお参加できます。」
最後に、棚田を見て楽しむには・・・
「春日神社から少し上がったところ、湯船山から集落に下りていく道から
全景が見えます。」
とのこと。ぜひ7月8日は虫送りに参加して多くの手で守られている
宝物のような景観をお楽しみクダサイ。
虫送りの詳細については来週の瀬戸内しまラジ!で放送予定デス。
<関連記事>
虫送り2016
千枚田の季節〜棚田オーナー制度
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