2017年06月25日
第45回 壺井栄賞授賞式
今年、空梅雨の小豆島では
晴れ渡った向いが丘で壺井栄さんの51回忌を迎えマシタ。
向いが丘は壺井栄さんが幼少のころよく遊んだ場所。
書く心を育てるを目的に始まった壺井栄賞は今年、15校92編の応募がありマシタ。
「皆さん、のびやかでまるで壺井栄さんの文章を読むようでした。
昨年は50回忌を記念して年譜の作成などが行われました。
今年は電子書籍化もし、壺井栄さんの心を遠い未来につないでいきます。」
と小豆島町長のあいさつで今年も授賞式が始まりマシタ。
まずは壺井栄さんの好きだった言葉
「桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十三年」が書かれた記念碑に献花が行われマシタ。
壺井栄賞:一人っ子じゃない(小豆島町立苗羽小学校5年 藤田実優)
優秀賞:日本一のあなごべんとう(小豆島町立安田小学校1年 梅本藍)
音楽っておもしろいよ!(小豆島町立苗羽小学校2年 中堅三笠)
お母さんの手とベスト(小豆島町立池田小学校4年 藤本陽翔)
裸のチョウチョ(高松市立川添小学校6年 本田愛香)
思い出づくり(小豆島町立安田小学校6年 笠井一咲)
受賞に当たっては審査委員長である作家の芦原すなお氏が
1点1点に感想を伝え、概略を聞くだけで感動的デシタ。
壺井栄さんのお孫さんである加藤公市氏からはこの日のために
生原稿を製本した二十四の瞳が贈られマシタ。
さて、この壺井栄賞は昭和48年に第一回目が行われ多くの感動的な作文に
賞が贈られてキマシタ。
壺井栄さんが没した昭和42年6月23日から約3年後には
壺井栄文学碑がこの場所に建立され
翌年昭和46年には壺井栄顕彰会が設立されてイマス。
壺井栄さんを偲び、その文学を愛する心は長く小豆島で受け継がれてイマス。
▲挨拶をする壺井栄賞を受賞した藤田実優さん
来年の第46回壺井栄賞、是非狙って向いが丘へぜひおいでクダサイ。
平成29年6月24日〜平成30年1月31日までの作文、生活記録分、読書感想文などの
創作作品(400字詰原稿用紙5枚)/平成30年1月31日当日消印締切
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