2017年06月21日
稚魚放流体験〜元気な海へ。
6月19日㈪、小豆島町苗羽(のうま)にある岸壁からメバルの稚魚が
放流されマシタ。
この稚魚放流は元気な地元の高齢者が漁業、農業で活躍する
小豆島町の地方創生の取り組みの一つデス。
この日、参加したのは内海保育園、苗羽幼稚園の子どもたち約35名。
この海で漁師をしている森さん(お久しぶりデス)にも
普段の活動について教えていただきマシタ。
「海苔の養殖もしとんやけど今年はガラモやホンダワラ(藻)が少なかったなあ。」
海藻が少なくなると小魚のは、すみかや餌に困るそうデス。
また、この雨の少ない梅雨についても・・・
「山から雨で流されてくる栄養がないから雨は降って欲しい。」
と気候とお魚さんたちとの関係も教えてくれマシタ。
「稚魚の放流は長い目で海を利用してもらうために
遊漁者とも連携してほかでもやっているんですよ。」と普段から
海を守る活動をされているそうデス。
今回放流された稚魚は約6p。
この大きさになるため、1年かかるそうデス。
6pのメバルがお皿に乗る大きさになるためには7、8年かかるんだそうデス。
地域が元気になるには森さんのような漁師さんが元気であること。
また農業・漁業が活動を続けていけることが大切なんデスね。
小豆島町では高知大学と連携して海の環境調査をはじめ様々な取り組みを
今後も行っていくようデス。
さて今回、子どもたちの体験とは別に
内海漁業協同組合、池田漁業協同組合が連携し海上での放流も行われマシタ。
全体では22000尾ものメバルの稚魚が放流されたそうデスよ!
きれいなだけじゃない小豆島。
来年の春にメバルを釣ったら
可愛い小豆島の子どもたち、元気な漁師さんの顔を思い出してみてクダサイ。
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