香川大学農学部が棚田の会を結成して
中山千枚田の保全活動をしてシマス。
先週末は小豆島町役場農林水産課の協力のもと
中山千枚田で田植えなどを行いマシタ。
農林水産課の棚田保全係弓木和幸係長にお話を伺ってマス。
この棚田の会は
SUIJI(six University Initiative Japan Indonesia)で集まった
メンバーが活動を続けようと集まったもの。
SUIJIは日本とインドネシアの6大学による世界に貢献できるリーダー的人材を
養成するプログラム(2014年)
「今年は香川大学の棚田の会から20名。
ボランティアでSUIJIのメンバーだった高知大学から3名が参加してます。」
棚田の会の皆さんが田植えをしたのは3枚。
「もち米とキヌヒカリを植えています。
もち米は農学部で大学の収穫祭の時に使うそうです。」
田植え機を使っての作業もありマシタがほとんどが
手植えの作業になってイマシタ。
今では珍しいこの手植えの作業に訪れた観光客も喜んでマシタよー。
この日は徳島県から絵画教室のグループがスケッチ旅行に
訪れており、千枚田の各所で絵を描かれてイマシタ。
また午後からは場所を変えて「コキア」の苗を150株を植えマシタ。
このコキアはほうき草とも言い
春ー夏には緑の葉を茂らし秋には紅葉してほうきの材料にもなる植物。
また畑のキャビア「とんぶり」が実りマス。
「葉っぱも実も漢方の材料にもなります。
種も獲れるので今年は苗からでしたが来年は種を取って苗を育てるところから
やってみたいと思っています。」とお話してくれたのは
高知大学農林海洋学部の辻碧さん。
SUIJIのメンバーで話し合って
水田を作るより簡単で休耕地をきれいに見せる方法を現棚田の会と
ともに実験的にやっているとのこと。
▲写真提供水晶山写真倶楽部
蛙の声と湯船の水音が聴こえる美しい千枚田。
多く見る人が美しいといつまでも感じて貰えるように
昔ながらの姿を学生たちのアイデアで一枚でも多く再現しようとしてイマス。
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