2017年03月10日
石のワークショップ〜世界遺産対策室
小豆島町福田で石のワークショップが開催されマシタ。
小豆島町役場、世界遺産対策室が開催したこのワークショップ。
地元福田のお子さん16名、保護者9名が参加シマシタ。
未だかつてないハイテクなWSに驚くふくろう
まずこちらの石のモデルは
最新の3Dプリンタを使って1/20スケールに作られたんだそうデスよ。
「今回は八人石丁場で数百枚の画像から作ってもらったものです。」
と学術専門員の川宿田好見先生。
「丁場に転がっている大きな石は
たぶん、これが割れた石であろうと想像するしかなかったんですが」
・・・3Dプリンタで作ったモデルを合わせると
「ぴったり合わさって実際に検証できるんです。」
(すごい!この石が欲しくなってくるから不思議!)
さて、石の丁場が数多く残されている小豆島の東海岸
そこで生まれ育った福田のお子さんたちは・・・
3Dペンなるものを使って昔の丁場の様子をカラフルに再現。
木や働く人たちを作りジオラマに仕上げマシタ。
ジオラマを作ってみて(保護者も含め3Dペンに釘付けデシタけど)
こうやって石を割る人や運ぶ人が働いていたのかな、と想像できたことが
楽しかったとお子さんたち。
「最初に実際の丁場で3Dデータのための写真撮影も練習しました。」
と川宿田先生の指導で狛犬も約130枚写真を撮影して
データを作り3Dのモデルに仕上げる予定だそうデス。
この石のモデルなどは地元の方たちの展示会で
この秋にも展示され多くの方に見てもらう予定。
小豆島の東海岸には今回モデルとなった残石のある八人石丁場に
国指定の史跡となった天狗岩丁場が遊歩道つきで見学しやすいデス。
子どもたちの想像した働く人の姿を感じながらお出かけクダサイ。
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