2017年03月08日
兵左衛門太鼓〜平井兵左衛門氏政追善供養
3月5日(日)小豆島町池田では平井兵左衛門氏政追善供養が
行われマシタ。
平井兵左衛門さんは正徳元年、池田郷の庄屋として
小豆島を代表し、苦しい年貢を直訴した方。
今でも地域の方々に大切にされてイマス。
この日は墓前での供養のあと池田の桟敷で
子どもたちによる『兵左衛門太鼓』も奉納されマシタ。
この『兵左衛門太鼓』は地域有志の方々が伝統芸能を現代から
作ろうと25年前から取り組んでイマス。
振付、指導は肥土山農村歌舞伎保存会でも活躍された
佐々木育夫さん。
子どもたちと一緒に熱演されてイマシタよ。
平井兵左衛門さんは平称霊神(へいしょうれいじん)として
桟敷にある祠に祀られてイマス。
神事にあたった亀山八幡宮の高尾直人宮司さんによると
「平井兵左衛門さんは封建社会で一揆を起こす農民に変わり
直訴をして自らは斬首となった地域の偉人。
遺徳を偲んでお祀りしています。」とお話してくれマシタ。
『兵左衛門太鼓』として小豆島を思う心は次の世代へ
受け継がれていくんデスね。
さて、1855年以前に作られたと言われる切石と自然の地形を利用した
この桟敷は国の重要有形民俗文化財。
周辺には小豆島ふるさと村やカフェなどもあり
池田湾を行き来するフェリーの姿がやさしい海の色とともに楽しめマス。
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