2月4、5日に行われた
「小豆島のこまいぬたち」パネル写真展 第3弾
5日にお邪魔してみると
倉敷埋蔵文化財センター主任藤原好二氏による講演会は
50名を超える人で立ち見がでるほどの盛況デシタ。
小豆島狛犬探究会代表の山西てるみさんにお話しを伺ってマス。
▲講演会の後はパネル写真の説明も!
「小豆島狛犬探究会は、26年4月発足です。
この3月でまる三年になります。」と山西さん。

「始まりは、小豆島は大阪城に石垣の石(花崗岩)を運んだ島だと思っていたのに、
なぜ砂岩の狛犬が小豆島6社に座っているのか?
この疑問が探究の始まりでした。」
探究会は現在15名ほどが活動中。
石の文化の一つとして狛犬をみているんだそうデスよ。
「これも一つのジオパークです。」と香川大学工学部長谷川教授
大雑把に言うと狛犬の歴史は平安時代後期から始まり
木製、青銅製を経て石で作られるようになったんだそうデス。
今回は江戸時代後期の名工として名高い丹波佐吉の銘を小豆島で発見。
・・・不勉強で初めて知りマシタがググるとすごい出てキマシタ
狛犬さんではなく神馬の台座に名前が残っていたそうデス。
「狛犬に関わってから、人の輪が大きくなり、小豆島の歴史が見えてきて
昔の人は、すごいなー!。ますます小豆島が好きになり、
たくさんの人にこの、「当たり前にある昔からのもの」に気付くことで
新しく見えてくるものがあることを知ってほしいと思います。」
人とのつながりが、狛犬探究の魅力!と山西さん。
小豆島を石から見つめジオサイトの魅力を発信中デス。
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