島開きは1月21日(土)午前10時40分〜土庄港に到着する
お遍路さんを迎えるところから始まりマス。
「毎年、新年の年明け21日、
弘法大師様の縁日に春のお参り先駆けて島開き法要を
霊場会で実施させていただいております。」
お話を聞かせていただいたのは
小豆島霊場会会長、72番滝湖寺の宮田和生ご住職デス。
「21日は毎年但馬から上陸されるのを港でお待ちして
お迎え大師と霊場会本院までお練りしまして道場で法要が行われます。」
今年はお稚児さんがこのお練りに加わるそうでいっそう華やかになりそうデス。
紫の法衣に朱塗りの傘。
お遍路さんの唱える御詠歌に鈴の音・・・・
「小豆島には古くから霊場、行場、札所があります。
海あり山あり起伏に富んだ小豆島じたいが修行の場です。」
「小豆島霊場はすべて真言宗のお寺、堂庵です。
朱印状には94か所、本寺30加持、無住のお寺が51、奥の院が14
朱印を頂ける場所があります。」
山岳霊場、海辺の自然の洞窟を利用した行場
それぞれに行者を守護する仏様が祀られてイマス。
小豆島霊場会では島開きのほか
5月と9月の年に二回、お寺さんと一緒に8コースに分かれ
(各々約11km〜15km)お参りをするふれあい徒歩大巡行。
また青少年サマースクール、伝道スクールなどなど小豆島の霊場にふれる
機会を多く用意してくれてイマス。
小豆島に観光で訪れ、初めて興味を持った方
また、海外からも情報を得て
霊場を歩きたいと来られる方も年々多くなっているそうデス。
「世相の中、何かしら悩みをもってお参りに来られる。
そのなかでおかげをいただき、お礼参りにと。
大師の足跡を追いかける生きた霊場として実感することもあります。」
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