三回目の小豆島日曜市で見かけたきれいな漆塗り。
こちらを作っているのは現在小豆島町にお住まいの
斎藤傑さん、靖子さんご夫妻デス。
漆モノNUKUさん、小豆島に移住されて3年、もうすぐ4年目を迎えマス。
アトリエにお邪魔してキマシタ。
齋藤さんご夫妻はそれぞれ宮城県、山形県のご出身で
高松の漆芸研究所で出会いマシタ。
二人でアトリエを立ちあげる際に
たまたま訪れた小豆島に魅力を感じたそうデス。
▲オリーブの木を使ったアクセサリー
「小部のキャンプ場だったと思うんですけど
ユウガオで辺り一面埋まっていてすごいきれい・・・って。」と靖子さん。
▲色漆を使った帯留め
「高松からも近いし、関西へも近い。
山があって海があって。瀬戸内海は穏やかで本当いいですね。」
と言う傑さんは小豆島に来て「閃き、新しい技術が常に出てくる」と話しマス。
▲漆を塗るための部屋
「漆を塗るときは埃がつかないよう部屋を水拭きしてから塗るんですよ。」
小豆島に来て1ヶ月が1週間くらいで過ぎるように感じるとお二人。
漆作家さんの作品はお値段も天井知らずデスが
・・・と恐る恐るフクロウ、気になる作品を凝視しつつお尋ねすると。
「値段を含めいろんな人に使ってもらいたいので。」
帯留めで\12000〜、椀物\6000〜となるほどの価格。
ほとんどの作品は奈良県に卸してしまうそうデスが
土庄町セトノウチ「島モノ家」さんではお箸が購入できるようデス。
「色漆は色ごとに乾く湿度や温度が決まっていて
夏と冬は製作するのが厳しいので・・・」と見せてくれたのは
オリーブの木を使って作られたスプーン。
▲ちなみに大きさによって¥1000〜\2000
日曜市でもお客さんの反応が良かったそうデス。
「冬にはクラフトも一段落するので
スプーンや頼まれた金継ぎなんかもやっているんです。」
NUKUさんで購入されたものは修繕もしてくれるそうデス。
お箸は状態にもよりマスが\400〜きれいにしてくれるそうデスよ。
修繕は製作の忙しい春秋を避けると早く仕上げてくれマス。
大事に一生使う漆モノ、小さなオリーブの作品に心魅かれたひとときデシタ。
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