1600年代に再築城された大阪城。
その石垣を築くために注目され使われたのは瀬戸内海の花こう岩。
小豆島の岩谷石切丁場跡(国指定史跡)には石を切り出した跡が
1600以上もあり当時の石切に携わった人々の気配を色濃く感じられマス。
小豆島町では地域の方々と共に
石のシンポジウム開催をはじめ、この史跡を守り残石の調査を続けてイマス。
しまラジ!ブログでお馴染みの川宿田好見さんは地域おこし協力隊員の活躍を終え
現在は小豆島町世界遺産化対策室 学術専門員。
・・・見慣れないお姿での登場デス。
11月20日、小豆島町世界遺産対策室のお二人
山下光憲さんと川宿田好見さんの結婚式が行われマシタ。
葺田八幡神社での式を終え、地域の方々に助けられながら登ってきたのは
天狗岩丁場の大天狗岩前。
お二人の出会いは小豆島の石の文化、歴史の調査。
小豆島町の塩田町長のお祝いの言葉によると
新郎の山下さんが続けてきた小豆島の石文化調査が大きなきっかけとなったようデス。
小豆島町役場で活躍するお二人の結婚式には、たくさんの地元の方はもちろん
県内外から研究者の先生方も駆けつけマシタ。
地元文化、歴史、史跡を大事に思うお二人に魅かれた参列者。
この岩谷の石切丁場跡も数年前までは山深い場所デシタ。
今では遊歩道が設置されどなたでも大天狗岩や周辺にある丁場跡を見学できマス。
地元の公民館では披露宴も行われマシタ。
地域の方が数日前からこの日の準備をされたそうデス。
大事な史跡跡での結婚式は地域の皆さんに支えられて実現シマシタ。
お席の名前が全部、石ってどうよ。
・・・専門家が近くにいらっしゃったので聞いてみたら
「花こう岩の中でも早くに固まった白っぽい石」だそうデス。
新郎自らによる司会進行。
披露宴というより地元のカラオケ大会。
笑いの絶えない披露宴はとても温かかったデス。
▲カオスな写真撮影に参加中
絆を強めこれからも小豆島の石文化を守り、調査し続ける
小豆島の皆さんの熱さにも感動シマシタ。
これからもお幸せに。
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2016年11月25日
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