小豆島町にある高尾農園へお邪魔してキマシタ。
オリーブが好きな人にとっては知らない人がいない高尾農園。
最近では「ハラル認証」を受けたことで話題になりマシタ。
ハラル認証とはどういうものなのか、また高尾農園が取得した理由を
高尾豊弘さんにお会いして伺ってキマシタ。
まずハラル認証とは・・・?
「イスラム教の戒律で豚由来の物は口にできないんで。」
と教えてもらった豚由来の物には一部の薬のカプセルや豚の毛のブラシなど様々なものがありマシタ。
▲2015年NYオリーブオイル品評会最優秀賞(Best in class)
「オリーブ自体がハラルなんやけど。
これは工場とか物を作るその場所が認定の対象になるんやな。」
取得するいきさつの中には
「アメリカ、カナダ、ドバイ、シンガポール、インドなどからうちのオイルを
どうやったら買えるのかと問い合わせがあったこと。」
がきっかけの一つになったそうデス。
2015年にNYで高い評価を受けたのは
ここ数年、高尾さんが国際オリーブ理事会(International Olive Council)が
定める国際基準に則った高品質のオイルづくりを続けていることへの評価。
「京都の有名料亭なんかでもハラル認証を受けていて
懐石料理をハラル料理として出したり。
ムスリム人にも安心して食べてもらえるようにしているんやね。」
国際化の進む観光地、小豆島。特に食に特化したこの場所では
今後必要とされる安心安全の基準の一つなのかも知れマセン。
ハラルマーケットと言われる国々には
インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイ、ミャンマー、マレーシア
カンボジア、シンガポール、ブルネイ…などなどがありマス。
小豆島でも遠くない国々のお客様を迎えることが多くなってイマス。
ハラル認証…
これもまた小豆島のおもてなしの心だと思えマシタ。
そろそろ小豆島産のEVオリーブオイルの販売が始まってイマス。
10月にはいると収穫搾油を始めた「高尾農園のオリーブ畑」は
既に小豆島オリーブ公園などで販売中デス。
世界で認められ、その工夫を怠らない高尾農園のオイル、ぜひお試しクダサイ。
<関連記事>
オリーブ品評会、もうすぐ!(オリーヴァー)
高尾農園さんに学ぶオイルの使い方(オリーヴァー)
オリーブ農家さん(オリーヴァー)
新たに始まるオリーブの歴史@(オリーヴァー)
新たに始まるオリーブの歴史A(オリーヴァー)
小豆島観光国際化チーム(オリーヴァー)
寒霞渓・裏8景〜石門を見に行こう!(オリーヴァー)