月曜日は、小豆島Short Short・・・を放送してイマス。
瀬戸内国際芸術祭2016秋会期が始まった三連休。
多くの方が瀬戸内の島々を訪れてイマス。
小豆島では秋会期に新しい作品がいくつか見られるようになりマシタ。
その中でも、お接待などでも人気の三都半島では
アートフィールドの入口となる吉野と
終着点ともいえる神浦に作品が増えてイマス。
神浦では2013年からからアート活動をしている広島市立大学芸術学部の伊藤敏光先生と
2013年の芸術祭以降、小豆島に住む康(吉田)夏奈さんの作品となる
潮耳荘と呼ばれる建築物が作られマシタ。
10月8日に行われたお披露目会にお邪魔してキマシタよ!
高さ8m、横12m、廃材を使った小山のような建物の外には
FRP製の大きなラッパ状の物がついておりマス。
建物の中で耳を澄ますとすぐそばの潮騒が聞こえる仕組みになってイマスよー。
この作品、広島市立大学伊藤敏光先生と康夏奈さんの作品デスが・・・
潮耳荘の完成には広島市立大学の学生さん、地元の建設会社
地域の皆さんの協力があって出来上がっておりマス。
同大学の土井満治先生は
「三都半島の突端にみんなで作るでかい作品が欲しいと
潮耳荘の名前ありきで作品作りをしました。」
実は潮耳というのは伊藤先生の他の作品の名前なんだそうデスよ。
挨拶される吉田夏奈さん
作成当時は雨のない炎天下で大変デシタが
神浦のお母さん達のご飯が何よりの楽しみだったそうデス。
伊藤敏光さん
また屋根にあたる部分の設置が難しかったらしく
作品は上下の2つに分けて作られクレーンで設置したとのこと。
プロの建設業の底力を見せてくれたのはしまラジ!ブログでも
おなじみの矢田建設さん。
・・・じっくりプロの技と知恵を聞かされておりマス↑
またこの場所は皇子神社という地元の方に大切にされてきた
岬全体が社叢になっている国指定天然記念物の神社があり・・・
近くの海岸ではマントル直結安山岩という地質学的に
世界でも非常に珍しい安山岩が見られマス。
地元の方のお話ではこれから西風が強くなると
潮騒の音も大きく聞こえるのではないかとのこと。
三都半島ではこのほかに同大学による作品が11作品見られマス。
三都半島の素晴らしい景観や歴史、そしてそこのあるアートを
ぜひこの秋会期、お楽しみクダサイ。
以上、今日の小豆島町Short Shortデシタ。
追記:神浦公民館(島の家)または作品すぐ近くにも駐車場がありマス。
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