9月16日にオープンして気になっている方も多いと思いマス
ベーハベーカリーさん。
何より特異なのはこの名前が示すベーハ(米葉)小屋
第二次世界大戦後にアメリカの煙草の葉を乾燥させるため作られた乾燥小屋デス。
屋根の上に「越屋根」と呼ばれる葉を乾燥させるためのでっぱり部分。
全国にあったベーハ小屋デスが
ベーハ小屋研究会ができるほど讃岐には残されているようデス。
このベーハ小屋をリノベーションしてできたパン屋さん。
詳しいお話をベーハベーカリーの真砂千鶴子さんに聞いてキマシタ!
9月25日、第30回どでカボチャ日本一大会に出店されてイマシタ。
ベーハ小屋ということをご存じなかったと聞きマシタが・・・
「もともと選果場として作ったもので。
設計デザイナーさんが、この造りはもったいないので残す方向でと。
地元の建設屋さんに駐車場を作ってもらってたらベーハ小屋やで!と。」
天井部分も室内から見られマス
珍しい建物デスが、それより気になったのは
オープンの時に出ていた看板に営業日が9,10月でほんの少しデシタよね。
選果場、ということは農家さんなんでしょうか?
ミッション単品種オリーブオイル(平常価格2900円〜)
「オリーブが56,6a、中晩柑(デコポンなど)11,7a、温州ミカン9aがあります。
選果場として使用する時期はパン屋ができませんので。」
農家さんとして忙しいのに、なぜパン屋さんを?
「大阪で生まれ育ったんですが父がやっていた会社で
おやつの時間になると近所のパン屋さんからトロ箱に入った
焼き立てのパンとコーヒー牛乳が届いてたんです。」
とにかくパンが大好き!という真砂さん。
素敵な思い出は旦那様の転勤で豊島で暮らす9年の中で
自分でパンを作ろうという思いに変わったそうデス。
「豊島で人に恵まれました。
パン教室に岡山まで通うなら子供を預かるよ!と言ってくれた方。
商売や物を作る奥深さを教えてくれたイチゴ農家の方・・・」
人気のオリーブの塩漬け入りアンパン
「姉の理解があったのも大きいです。」と出来上がった
ベーハベーカリーは・・・
農閑期にオープンするパン屋さんなんデスね!
「粉もいいものを使っているんですよ」と作るおいしいパン。
そして建物も、営業日もレアなベーハベーカリーは次回・・・
「10月1日(土)2日(日)に営業します。」
また今後は(オリーブの収穫+かんきつシーズンが落ち着く)
来年の2月から月3回ペースを考えているようデス。
10月まではオリーブアンパンが150円などオープン価格でのご提供だそうデスよ。
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2016年09月29日
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