今年もたくさんのお米が地元の方々の努力と
県内外からのボランティア、オーナー制度参加者など多くの人の手によって
千枚田で出来上がってきてイマスよ!
そしていよいよ10月9日には豊作を感謝して
春日神社奉納歌舞伎舞台、中山農村歌舞伎が開催されマス。
お話を伺ったのは中山農村歌舞伎保存会、久保 政会長。
平成28年 中山農村歌舞伎舞台
日時:10月9日(日)午後5時-午後20時半頃
場所:中山春日神社 農村歌舞伎舞台
演目:三番叟
白波五人男(子供芸)
恋女房染分手綱 重の井子別れの段
絵本太閤記 尼崎閑居の場
アクセス方法:当日は混雑が予想されマスので自家用車でのお越しはご遠慮を。
無料送迎バス16時30分から約30分ごとに
イマージュセンター(池田港から徒歩15分)〜中山をピストン運行
オリーブバス土庄港発15:10(15:32中山着)
17:20(17:45中山着)
フェリー高速艇最終便:ジャンボフェリー坂手発(土日便)22:55 発
四国フェリー高速艇土庄発(夜間便)20:50発
※土庄港からお帰りの方は20:03発池田庁舎前のオリーブバスに間に合うよう注意
「保存会の構成メンバーは現在50数名。
他地区の方10名ほどと中山に住んでおられる方です。」
役者はもとより舞台師、化粧師、大夫、三味線・・・
多くの方が地元の伝統文化を守ろうと頑張ってイマス。
さて、今年の演目デスが最初の三番叟は五穀豊穣を感謝する踊り(所作)
千枚田と言われる小さいけれど数の多い田んぼを耕し稲刈りをした
1年の重みをぜひ感じ取ってクダサイ・・・そして
「白波五人男は白波、義賊ですね、それが5名に捕り手を合わせて
子供9名で少額3年生〜6年生です。
子供さん(の演技)が一番盛り上がったりします。」
「恋女房は子別れの段、実の子に母と名のれず涙、涙の演目です。
今年はもう裏方をやっている方にお願いして親子三代での出演が実現しました。」
「太閤記はみなさん、よく知っている明智光秀の起こした本能寺の変を
題材にしたお話です。」
絵本太閤記より十次郎(明智光秀の息子)と初菊(その許嫁)
毎日、遅くまで舞台稽古を続けている保存会のみなさん。
昔と違ってお仕事をしながらの稽古デスが
練固めと言われる集まりのあとは「もう決して後には引かず本番をやり遂げる」
決意で挑みマス。
「最近はまじめに静かに見られる方が多く
拍手がないとミスった!と錯覚しますので大きな声や拍手を
いただけたら、と思います。」
農村歌舞伎ならではの「わりこ弁当」や地元の方の拍手や掛け声。
ぜーんぶ乗っかって楽しんでクダサイ。
無料パンフレットもあるのでお芝居もわかりやすいデスよ!
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