壺井栄さんの50回忌の今年、壺井栄50回忌記念事業として
小豆島町では様々な取り組みが行われてイマス。
6月23日の命日の日には例年開催される壺井栄賞の授賞式と
記念式典が壺井栄さんの生まれ沿った町、坂手で行われマシタ。
また今月9月19日には壺井栄原作の映画
「明日の花嫁」「雑居家族」が上映されマス・・・が!
「整理券配布の日、1日目ですべてお渡ししてしまいました。」
小豆島町社会教育課の小井手由香里さんにお話しを伺いマス。
「たくさんの方からお問合せいただいて関心の高さを感じております。」
残念ながら、これから興味を持った方には観ることが
できマセンが、どういった内容の上映会かというと・・・
「明日の花嫁は主演、吉永小百合さんと共演が浜田光夫さん。
風光明媚な小豆島とエキゾチックな神戸を舞台に
当時の若い女性の生き方、人間のふれあいを描いています。」
上映会では俳優の浜田光夫さんによるトークショーもあるそうデスよ。
「雑居家族は女課長の奮闘、人間の善意を貫く文芸大作です。」
上映会は満席のようデスがこのほかにも記念事業はあるんデスよね。
「9月25日には小豆島オリーブ公園、サンオリーブホールで
13時半〜平和の島・小豆島フォーラムがあります。」
このフォーラムでは四国学院大学の名誉教授による基調講演に
見る人を感動させる『二十四の瞳の紙芝居』講演。
あずきしまっこ(小豆島町立苗羽小学校)の合唱にパネルディスカッション。
※昨年開催された平和フォーラムの様子
「小豆島は平和を象徴するオリーブの産地。
また二十四の瞳は平和の物語。これらのことから小豆島は平和の象徴として
発信いたします。」
平和フォーラムは入場無料で整理券なしでどなたでも入場できマスよ。
・・・でも映画、見たかったーという方も多いデスよね。
なので、フクロウは壺井栄さんといえば二十四の瞳映画村!と
早速出かけて情報収集してまいりマシタ。
二十四の瞳映画村内『書肆・海風堂』で見つけたのは
『明日の花嫁』のDVD!!!
そして『二十四の瞳』の映画版、TVドラマ版のDVD(&BL)
壺井栄文学館によると「いま、DVDとして見られるのは2作品のみ」とのこと。
壺井栄さんの原作による映画は1952年『母のない子と子のない母と』を皮切りに
1987年『二十四の瞳』まで全16作品〜もあるんデス。
いつか他の映画も観ることができるようになるといいなあ・・・
「壺井栄さんの作品は雑誌掲載のものも合わせると約1500作品あります。
50回忌を契機にたくさんの作品を読んでいただける機会になればと思います。」
現在、発行されている書籍も書肆海風堂、壺井栄文学館でチェックできマスよ!
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2016年09月13日
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