小豆島、馬木にある森國酒造から
来月、新しいお酒が発売になりマス・・・その名もはちはち。
実はこのお酒は森國酒造、念願のお酒。
森國酒造代表取締役の池田亜紀さん にお話を伺ってまいりマシタよ
「小豆島のお酒をどうしても造りたかったんです
皆さんのおかげで出来上がりました。」
「長いスパンで考えているんですが
中山棚田協議会の皆さんのご協力をいただいて「オオセト」を
作付けできるようになりました。」
オオセトはお酒を造るためのお米。
香川県で栽培されているお酒を造るためのお米の品種の一つデス。
森國酒造の前にはミニ棚田も作られ
今年もオオセトの稲穂が大きくなり頭を下げはじめてイマス。
「森國のお店に来ていただいたかたに中山へも足を運んで欲しいという
気持ちでこちらに植えさせていただいています。」
「昨年、採れた酒米。
どうしても製品になる前に小豆島から出したくなくて
島内で搗精(とうせい)したくとも島内には搗精場がなく・・・」
搗精(とうせい)というのはお米をお酒造りのために精米することを
いうそうデス。
「島内の精米をしてくださる方がゆっくり丁寧に時間をかけて
精米して88%まで削ってくれました。」・・・それで「はちはち」なんデスか!
「それと霊場八十八か所、末広がりの八、ですね。」
削る=磨く・・・多く磨けば磨くほどお酒作りに適しているようデス。
磨かれていないお米はしっかりした米の風味が残り重たいお酒になるようデスが・・・
「もっと重いお酒になるかと思ったんですが
優しい味わいでしっかりもしている、最後にお米を感じる
女性的なお酒になりました。」
9月1日に300mlから発売予定!(お値段は600円前後の予定)
同サイズの人気商品↑
「ショップとネットで発売です。
香川出身のデザイナーさんが分かりやすくてきっちりとしたラベルを作って
くれています。」
ジャンボフェリーの手ぬぐいや壺井栄さんの50回忌の年表をデザインされた
デザイナーさんで池田さんもすごく気に入っているそうデス。
こちらも同じデザイナーさんの森國酒造手ぬぐい
どんなデザインかは9月1日以降、森國酒造でチェックしてクダサイ。
すべて小豆島のもので作ったというお酒はちはち。
「中山のお米、星ヶ城の水。
小豆島のお酒です、と胸を張って言えるお酒ができました。」
4年越しの思い、ぜひ9月に味わってクダサイ。
<関連記事>
日本酒のスコーン〜MORIKUNI BAKERY(オリーヴァー)
MORIKUNI BAKERY(オリーヴァー)
シマイトシの願い(オリーヴァー)
3回目の瀬戸内国際芸術祭〜小豆島町(オリーヴァー)
小豆島で生きる酒蔵(オリーヴァー)
森國酒造さんの酒粕アイス(小豆島SAKATEプロジェクト)
千枚田の田植え風景〜香川大学(オリーヴァー)
中山千枚田、収穫の秋(オリーヴァー)
2016年08月30日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック