2016年07月31日
皆様の健康を祈って〜きうり加持(オリーヴァー)
昨日7月30日は土用の丑の日。
今年も小豆島霊場40番札所、保安寺さんできうり加持が行われマシタ。
このきうり加持は約140年前から行われ
毎年、県外からのお遍路さんも多く訪れてイマス。
ふくろうは瀬戸内しまラジ!番組ブログをご覧の皆々様の健康を
祈願しようとお邪魔させていただきマシタ。
昨年はうるう年で2回行われたきうり加持デスが
今年は昨日一日とあって大勢の方がいらっしゃいマシタ。
播州、但馬、讃岐に岡山・・・鳥取県からおいでになる方も。
お遍路さんら参拝者が持ち込むのはきゅうり、きゅうり、きゅうり・・・
その一つ一つに独鈷と言う両端の尖った密教法具で穴を打ち
お札を詰めてイマス。
この時期にきゅうりを使った加持祈祷を行うのは
昔、冷蔵庫のない時代に食あたりなどの病気に気をつけるため、とか
弘法大師が中国から日本にきゅうり持ち帰り
きゅうりに病を封じ込めて、病気平癒の祈願したことが始まりだとか言われてイマス。
夏場は土中も細菌などが元気になる時期。
この時に、病気平癒を願ったきゅうりを埋めることで病をきゅうりに
封じてしまおうという意味なんだそうデスよ。
国内でも珍しいきうり(木瓜)加持。
今年も厳かに行われ、参加者は熱心に手を合わせてイマシタ。
これを読む皆さまが健康に夏を過ごせマスように。
・・・さすが別名パグ寺デス。パグさんらもお接待のお手伝い中
帰りには旬のきゅうりと小豆島のおいしいもろみを購入して
更に健康を確かめておきマシタ。
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