2016年07月03日
虫送り2016(オリーヴァー)
ついこの前まで大雨が続いていたとは思えないほどの
晴天に恵まれた今年の虫送り。
炎を灯す火手(ほて)は350本、そして県内外から鑑賞する方も含め
900名が参加シマシタ。
中山千枚田の虫送りが復活して最多の人数。
今年も千枚田が炎に照らされマシタよ!
小豆島霊場44番札所、湯舟山に一足早く到着したふくろうは
朝からお供物の準備をされていた中山自治会の方にお会いできマシタ。
日々の田んぼのお世話、ご苦労されているようデス。
と、そのうちに次々にバスで到着する参加者のみなさん。
途中までバスが到着する回数を数えてマシタが・・・多くて無理。
全員が揃うまで二十四の瞳の紙芝居の上演は2回公演。
そして参加者が揃うと中山自治会の武田会長からまずはご挨拶。
「しっかりと大地を踏みしめて、余裕があれば稲の育ちや川のせせらぎの音を
聞いてください。一時ではありますが楽しんでいただけたらと思います。」
小豆島町の塩田町長は
「中山の農村歌舞伎は約300年の歴史があります。
おそらく虫送りもそのころからあったのでしょうが一時は途絶えていました。
八日目の蝉をきっかけに地元の人が復活させ、棚田づくりも皆さんが
頑張って小豆島の魅力を作っています。
10月には農村歌舞伎舞台もあります。
力を合わせ、今年も豊作であるよう、農村歌舞伎が見られますように。」
参加者の願いを込めた護摩木が供養されいよいよ虫送りスタート、デス。
今年は台湾からの参加者も!!
東京、福井、福岡など国内も遠くから来られマシタ。
今年は湯舟山からの様子はここまで。
この後、お子さんたちも参加できる荒神さんに移動・・・
・・・湯舟山から駆け足で祈りを込めた火が届きマス。
なんと、下駄ばきで
荒神さんに火が届くと遥か上に見える湯舟山から
次々に「とーもせ、ともせ」の声。
夕闇も迫り標高約200mから続く炎。
荒神さんからスタートした子供たちの元気な声も今年は聞くことができマシタ。
美しい千枚田の虫送り、これから先もずっと灯っていきマスように。
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