2016年06月30日
オオムラサキに出会う〜苗羽小学校研究発表会(オリーヴァー)
こちらはボランティアグループ『一粒の種』が
小豆島では絶滅してしまったオオムラサキを交配飼育している飼育場デス。
先日までは蛍の美しい奥中山デシタが今はオオムラサキが
サナギから成虫へと姿を変える季節となってイマス。
先日6月26日にこの飼育場で小豆島町立苗羽(のうま)小学校の
4年生 三宅優衣さん、2年生の岡田侑子さん、三宅沙綺さんが
『オオムラサキの観察・発表会』を行いマシタ。
飼育小屋では苗羽小学校の校長先生が
「オオムラサキをここで飼育していることを子どもたちに教えて貰いました。
亘さんと交流を深めて、とても詳しく調べました。
発表会で地域の素晴らしさを多くの方に知ってもらいたい。」
とお話され、3人の生徒さんによる発表会へ。
「脱皮の仕方を説明します。
お相撲さんの琴奨菊のように・・・」と脱皮の真似をしてくれたりと
分かりやすく楽しくオオムラサキが卵から成虫になるまでを発表してくれマシタ。
保護者の方のお話によると
「夏休みの終わりごろ、3人でこちらの飼育場にオオムラサキを見学に来たんです。
でもその時には成虫がいなくて、卵や小さな幼虫だけでした。
がっかりするかと思ったら幼虫が可愛い!と言って通ううちに
記録を取るようになり、今日の発表会になりました。」
幼虫をかわいいと思う虫愛ずる姫君たちは
『一粒の種』の代表、亘さんとお話をしながらたくさんの発見をシマシタ。
亘さんは
「僕が知らなかった別の幼虫の幼虫を見つけたんですよ。
調べてみてゴマダラチョウって分かったんです。」
発表のあとに行われた体験学習では
「3人が幼虫、サナギ、成虫の担当。
責任を持って皆さんに触ってもらったり説明してあげてください。」
亘さんからの指令を受けた3人は訪れた同級生や関係者の大人たちに
きちんと説明してイマシタよー。
中山の生き物たちを守りたい、昔の中山の生態系に戻したいと
活動を続けるなか、とてもかわいい後輩が育っている様子。
また、蛍の見られた『中山ほたるの郷』の散策路にも色々な昆虫が
いるので観察、体験にはもってこいデスね。
今回発表のあった『オオムラサキの観察』の記録は
『中山ほたるの郷』付近にある壁画のある農機具小屋の壁に展示されてイマス。
夏休み、お子さんと一緒にお出かけ予定に入れてみてはいかがでしょうか。
オオムラサキの成虫をご覧になりたい方はお早めにどうぞ・・・
さて、フクロウ。生まれて初めてサナギを触りマシタ。
びょんびょんと元気に動いたサナギに、けっこうビビりが判明してしまいマシタ。
オオムラサキの観察は事前に『一粒の種』までお問合せクダサイ。
お問合せ先:一粒の種事務局
090-4507-2155(安井さん)まで
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