2016年06月28日
7月2日、中山千枚田虫送りへ(オリーヴァー)
先日、日曜日はここ最近では珍しい晴れ間が広がりマシタ。
青々とした田んぼを渡る風も気持ちの良いこの日。
中山自治会の皆さんと、小豆島町役場の方、そして、千枚田オーナーさん
、瀬戸内国際芸術祭こえび隊の皆さん、香川大学農学部の先生に生徒さんと
大勢の方が集まってイマシタ。
この日、中山公民館前で行われていたのは『虫送り』に使われる
火手(ほて)作り。
中山自治会会長の武田政昭さんにお話しを伺いマシタよー。
◎2016年の虫送りスケジュール
7月2日(土)※雨天は翌日に順延(翌日、雨天は中止)
17:30〜18:00受付(先着順)/殿川ダム下公園
ダム下公園で受付後にマイクロバスにて出発地点まで・・・
18:00〜紙芝居「二十四の瞳」/湯舟山
18:45〜ご祈祷/湯舟山
19:00〜移し火、虫送り開始/湯舟山・荒神社
虫送り終了後は春日神社で記念品を受け取って解散となりマス
※18:00ー19:30春日神社ーイマージュセンター間ピストンバスあり
(観覧のみご希望の方も是非ご利用クダサイ)
「6月20日頃に田植が一段落して
半夏生(はんげしょう:夏至から数えて11日目)に虫を追い出す
・・・昔からの目的だったと思います。」
虫送り一回で効果があるかは疑問ですが祈りの意味がるんだと武田会長。
「外から見る人には列になって幻想的です。
写真に残されたりしてますけど、実際に中にいる人は土を踏んで歩いている
そういう楽しみがあります。」
戦後30年すぎから生活スタイルが変わり農業が難しくなり
勤めに出る人が増え、行事の存続が危ぶまれたそうデス。
2011年公開の映画「八日目の蝉」が復活のきっかけとなりマシタ。
「オーナーさんや、香川大学、こえび隊に行政の方も来てくれる。
虫送りだけが独立して動いているのではなく
棚田を活かしていこうという気運もありましたから・・・」
と、迎えた今年の虫送りは復活して5回目。
棚田ありき、と語る武田会長。
「昨年の参加者は7割以上が島外の方でした。
外から見た方がいいところが分かるということでしょうか。
私たち自身が自覚しなければならないのかも知れません。」
さて今年作られた火手(ほて)は約350本。
火手作りの様子は改めてレポートをしたいと思いマスよ!
750以上の小さな田んぼの並ぶ千枚田。
「昔は『田毎の月(たごとのつき)』と言いかたもありました。」
美しい中山千枚田の虫送り、ぜひご参加クダサイ。
お車でお越しの方は殿川ダム下公園へ
徒歩でお越しの方はイマージュセンターからバスで
※高松、神戸方面へお帰りの方は
土庄港発20:50 ・坂手港発22:55 (高松東港着)
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