月曜日は、小豆島Short Short・・・を放送してイマス
今年は小豆島町出身の作家、壺井栄さんの50回忌。
小豆島町では先日6月23日の命日に
毎年行われる壺井栄賞の授賞式と50回忌の記念式典が行われマシタ。
また今月25日からは
未発表の壺井栄さんとプロレタリア文学の詩人である夫、壺井繁治さんとの往復書簡
『二人の手紙』が全国で発売されてイマス。
この往復書簡「二人の手紙」は壺井栄さんのお孫さんの
加藤公市氏が保管していたもの。
「ずっと手元に箱に入れてあったものです。
時々は展示会に貸し出したり、一部は同人誌(詩)に掲載されたこともありましたが
本になって念願が叶いほっとしている。」と加藤さん。
また原本は小豆島町に寄贈されマス。
「研究資料として活用していただけたらと思います。
小豆島は壺井栄の原点と思います。多くの方に手に取っていただきたい。」
本にはプロレタリア文学の詩人である壺井繁治さんが政治犯として投獄された
昭和5年〜9年までの
200通を超える手紙が初めて全文掲載されてイマス。
※一部消息不明のものもあるようデス
壺井栄さんが作家として世に出る前の
当時30代前半だった若い夫婦のやりとりは獄中にありながらも
日常にしっかり足をおろし80年前とは思えない軽妙なテンポを持って語られマス。
日常を描き、家族やコミュニティ、人間の在り方を問う壺井栄さんの作品。
そして壺井栄さんを育んだ小豆島を
この機会に改めて体感してみてはいかがでしょうか。
壺井栄50回忌記念事業は、このほかにも
作品の電子書籍化、演劇公演、映画上映会、フォーラムなどが予定されてイマス。
『本からうまれる一皿』も毎月、最後の土曜日に開催される予定デス。
以上小豆島shortshortデシタ。
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