2016年06月23日

小豆島獣肉利用の可能性(オリーヴァー)

IMG_5809.JPG

鹿肉ほどに固いまじめなお話デス。
小豆島町にある農業改良普及センターにお邪魔してお話を伺ってキマシタ。

この日、センターの一室にいらしたのは
小豆農業改良普及センター藤井寿江さんと池田、中山、笠ヶ滝から
罠を使って害獣の捕獲をしている方々。

IMG_5803.JPG

で、こちらが約40キロの鹿さんデシタ




IMG_5811.JPG

中山在住の伊谷さんによると

「昨年まではここの藤井さんが試験的に鹿肉をドッグフードにできないか
 とやってたんを、今年はみんなで手伝いに来たんです。」

IMG_5805.JPG

伊谷さんの罠にかかった鹿は大きく切り分けられ冷凍・・・
センターで手分けして皆で骨と肉に小さく分けられてイマシタ。

これを真空パックしてさらに冷凍したりフレークにするそう。

IMG_5821.JPG
小豆農業改良普及センター藤井寿江さんデス

「丸亀市にある警察犬の訓練所に送っています。
 まだ鹿肉はアレルゲンになっていないので喜ばれています。」

犬さんにもアトピーなどが最近は多くなっているんだそうデスね。

IMG_5807.JPG

まだまだ試作、研究段階だそうデスが

「鹿肉は人には人気がないんですけど
 脂が少ないので犬にはいいみたいですね。」

IMG_5806.JPG

獣害を避けるために罠を仕掛けて(資格が必要)いる皆さんも
「有効活用ができたらいいな。」と協力されているんだそうデス。

IMG_5819.JPG

作業終わりには実際に獣害を避けるために苦労していること
今後、どのような可能性があるかなどを実体験に基づいたお話で
盛り上がってイマシタ。

IMG_5814.JPG
左から・・・
伊谷さん、白Mさん、

IMG_5818.JPG
三木さん、橋さん、弓木さん

猪なんかでも実際に捕まえて食べる、という人は少ないんです。」

おいしいのにもったいない・・・

最初に血抜きのできていないのを食べると臭みがあって
 まずいと思う、そうしたら次から食べようとは思わないんでしょう
。」

IMG_5810.JPG

罠の設置だけでなく獣害を避けるための柵についても話が広がり

昔のしし垣と言うのは、実際に柵を設置したらあれはよく考えて
 作ってたのが分かるなあ
。」

など先人の知恵と労力に感嘆する方もいらっしゃいマシタ。

IMG_5817.JPG

柵、罠など自分たちの生活を守るための労力に
捕まえてから獣肉として捌く経験。

食べる際にも生肉は食さないなどの知識も必要となってキマス。

IMG_5815.JPG

様々なリスクはありつつも獣肉はなかなかに魅力的。
小豆島での対策は始まったばかり。

色々な可能性を皆さんのお話に見つけられるような気がシマシタ。


<関連記事>

三都半島をドライブしよう!〜長崎の猪鹿垣(オリーヴァー)

平成の猪鹿垣〜里村共生室誕生(オリーヴァー)

小豆島ジビエ〜獣VSあきゃっ娘(オリーヴァー)

小豆島万里の長城!?(オリーヴァー)

ゼロからオリーブ畑を作る!〜園地表彰(オリーヴァー)


posted by しまラジ! at 06:00| 香川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック