2016年05月26日
小豆島中山ほたるの郷へ・・・(オリーヴァー)
ここ数日、小豆島の奥中山と呼ばれる場所に
夜な夜な多くの人が訪れているようデス。
と言っても怪しいわけではありマセン。
小豆島のお宿からはバスが出て、この時期だけの特別の夜。
数日前には3つの宿、そして一般のお客様合わせて
約200名近くが訪れたもよう。
さてその場所とは中山ほたるの郷。
管理をされているのは中山の自然を守るボランティア団体「一粒の種」
代表の亘さんにお会いしてお話を伺ってキマシタ。
「蛍は昼間は草むらで休んどるんで、ここは草刈はしません。」
整然としてきれいな遊歩道を歩きながら
亘さんが整備されているんデスか?とお聞きシマシタ。
「蛍が出始める頃は草むらあたりでふわふわ光っててな
あと、ほらあの作品のあるあたりは昼間でも日が当たらんから
あのあたりにもおるよ。」
なんとなく蛍は水辺にいるものって思ってマシタが。
「水の方に行くときは彼女を探しに行くんやな。
産卵しに行くんです。」
「晴れの日もいいけど、水辺のガスが出た時はそれはもう
蛍の光が反射してな、幻想的なんです。」
亘さんらが十年を超える月日をかけて蛍の生息するこの場所を
取り戻すには並大抵ならぬ日々の格闘、努力がありマシタ。
おお。いつか見てみたいなーと思いマスが多くの方が見学に来られるようデスね。
「観光の人は宿からバスでこの辺りにずらーっと並んで見てますよ。
ほかにも、島の人かどうか知りませんが車で来られて見ていく人も多いなあ。」
散策路の小川には蛍以外にも色んな生き物がいるんデスね。
「島のな、小学校のみんなが蛍の幼虫を育てたり
掃除してくれたり、ここにあるような生き物を捕まえて遊んだりしてます。」
・・・探せばフクロウでも見つけられマスか?
「水ん中の葉っぱやなんかをそうっと裏返せばおるでしょうなあ。」
でもやっぱり夜がきれいなんだろうなー。
「さっきのな、作品あるところに蛍が飛ぶんやけど。
近所の人がこの時期は外灯を消してくれとるんですよ。」
ああ、蛍が見えにくくなりマスもんね。
「俺が頼んだんと違うんやで。
何にも言わんでも消してくれる、それこそがおもてなしの心。
不文律の最高のおもてなしや。」
素晴らしいことデスね!小豆島らしいと言えば小豆島らしいデス。
昼間もお子さんと一緒にトンボの幼虫なんかを探したり
自然と一体化し始めた『中山自然美術館』の作品を鑑賞したりと
気持のいい散策路デスが・・・
ホタルの飛び交うさまを見たいし、ご紹介したいなーと思ってたところ
水晶山写真倶楽部の高橋さんが撮影してくれマシタ。
・・・フクロウでは見た!きれい!!すごい!!!って言えても
写真は無理なので(腕がデスね・・・ね!)ご堪能クダサイ。
高橋さん、ありがとうゴザイマシター。
そしてよく見に行かれているそうで羨ましいデス。
さてこの蛍の饗宴は6月12日頃まで。
また6月5日頃、12日頃には最もホタルの数が増えるそうデスよ!
中山千枚田から湯舟山に向かう途中の道沿いにある
中山ほたるの郷で見られマス。
最後に亘さんから「ここからこの角度で見るんが最高や!」と言う
スポットも教えていただきマシタよ。
駐車場のすぐそばデス。
きれいなホタル。
欲しくなって持ち帰る人がいらっしゃるようデスが
一粒の種の皆さんはじめ環境整備、飼育、放流を手伝った
小学生や県外の方々の努力あっての蛍デス。
ほんの数日、輝く美しい蛍はこの場所で鑑賞するだけにしてクダサイ。
おもてなしの心、大切に受け取ってクダサイね。
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