2016年05月25日
第二回タガフープ世界選手権〜木桶醤油(オリーヴァー)
第39回小豆島オリーブマラソン全国大会で開催された
第2回(最初はプレ選手権)タガフープ世界選手権。
小豆島に木桶あり!
木桶で作る醤油を後の世まで伝えていこうと真っ当な心意気で始まった
・・・タガフープ世界選手権。
今年も2日間に渡って行われた予選に90名が参加。
上位10名と昨年のチャンピオン、そしてゲストも決勝戦に挑みマシタ。
プレから数えて3回目!驚異の記録が続出デス。
予選会場には小さめのタガも用意されてイマシタ。
予選に出るほどではないけども、ちょっとやってみたい人
予選も一発勝負、ちょっと回しておこうかという人も気軽に参加してマシタ。
徳島県から来られた「もうすぐ77歳!」という
奥様もチャレンジ・・・「昔は回せたからと思ったけど難しいわあ。」
初代チャンプは高松市から2年前にオリーブマラソンに参加してから
木桶職人プロジェクトにはまった渡部さん。
木桶作りにも興味津々でヤマロク醤油へも訪れているそうデスよ。
ゆるんだタガを直す木桶職人の山本康夫さん。
見た目は今回あれデスけども目つきは一瞬で真剣になりマス。
・・・同一人物デス。
オリーブマラソンは全国大会デスけども
タガフープは世界選手権。
マラソンに負けない熱い戦いがスタート!!!
今年は埼玉県でもタガフープの大会が行われ、埼玉チャンピオンも登場。
11月には愛知県で開催される全国醤油サミットでもタガフープが行われるそうデス。
小豆島から始まった木桶職人とタガフープ世界選手権の風は
今、日本全国へと広まってイマス。
予選で上手く回せても本番もその通りに行かないのが
タガフープ。
直径2M、重さ13キロものタガはそうそう自由になるものではありマセン。
しかも尋常ではなく厳しい審判。
ほんの少しでもタガが地面に着いたら水を得た魚のように
さーっと近づいて大きな違反でもあったかのようにホイッスルで責め立てマス。
実行委員会の審判を務める竹本氏のホイッスルはFIFA公認の
お値段が張るものらしく・・・音がでかい。
こんなプレッシャーの中、予選通過者らは何をどう思ってか
真剣におなかとか痛くなりそうなのに頑張ってマス。
・・・勢い余って転倒者も続出デシタ。
で、転倒した人よりたぶん翌日の筋肉痛と言うか
おなか周りに打ち身に近い傷を負ったであろう強者たちが
後半戦に登場。
プレから出場した元世界チャンピオン、プレでの記録は23,8回デシタが
40回を超える記録を出すも・・・
その後の挑戦者阿部さんが333回と言う前人未踏のレコードを。
しかも余裕ありげに笑顔まで。
一気に盛り上がる会場!手拍子や歓声もあがりマス。
もう優勝決定かと思いきや。
さらなる安定感で300回をあっという間に回し記録更新中の大山さん。
さすがに後半は苦悶の表情。
暫定1位の阿部さんによると「200回を超えたあたりから傷みだす」そうデス。
352回という記録は今後どういう位置づけになるのでしょうか・・・
と割と真剣に思い悩むフクロウ。
11月の醤油サミットではまた新記録が出るのか。
木桶で作られる醤油を多くの方に知ってもらおうと
たくさんの試みが小豆島だけでなく全国で行われ始めマシタ。
タガフープは先陣を切って小豆島からどんどん広がって欲しいデスね。
多くの方がオリーブマラソン終了後も会場に残って
タガフープ世界選手権を見守ってイマシタ。
知り合いが出るから、という方々だけでなくビール片手に
楽しんだ方も。
小豆島、木桶の王国では
おいしい木桶作りのお醤油の蔵やお店がたくさんありマス。
タガフープは回せなくとも、木桶醤油の経済を回すため(主催者談)
ぜひ一度、小豆島のお醤油をお試しクダサイ。
関係者の皆さま、参加者の皆さまお疲れさまデシタ(お大事に)
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