たくさんの方々が訪れている瀬戸内国際芸術祭作品のオリーブの夢。
作品周辺の千枚田に水が張られ田植えが始まりマシタ。
千枚田の見られる中山は小豆島のほぼ中央。
標高400メートルの湯舟山から湧き出る水が絶えることなく
どうどうと音を立てて小さな田んぼの合間を流れ落ちマス。

小豆島の人々にとっても大切なこの風景。
田植えの季節には、またいつもとは違った人も訪れマスよー。
今週末土曜日には香川大学農学部のボランティアが田植をする予定。
楽し気な田植風景にも出会えるかもしれまマセン。
香川大学の棚田ボランティアの皆さんはすでに
代かきを7日に終えてイマス。
稲の成長は思いのほか早く、あっという間に青々とした
千枚田へと変わりマス。
青々とした千枚田もきれいデスが水の張られた姿を見られるのは
ほんの2,3週間。
千枚田に水が張られると
天気の良い日には青空をそして周辺の山々の緑を写しマス。
曇りの日にはカエルの大合唱。
日本の原風景がギュッと詰まった場所デスねー。

また先日、蛍の幼虫が上陸した奥中山では
昨夜、今年初めての蛍が飛んだそうデス。
蛍の生育を助けているボランティア団体「一粒の種」によると
殿川ダム周辺で蛍が見られるとのこと。
「ひまわりのような華やかな光ではなく
人間の苦しいこと辛いことを浄化してくれるような光です。」

お近くの方、これから夜に小豆島にいらっしゃる方は
足元などに気をつけてご鑑賞クダサイ。

来月、6月の終わりには虫送りに向けて火手(ほて)作りなどの
準備が始まりマス。

季節ごと、時間ごとに変わる美しい風景。
何度も訪れてクダサイ。
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