
寒霞渓では特有種のショウドシマレンギョウの黄色い花が咲き始め
新緑まぶしい季節になりマシタ。
新緑の頃、楽しめるのは自然の様子だけでなく
肥土山地区では伝統の農村歌舞伎が5月3日(火)憲法記念日に行われマス。

小豆島・土庄町の肥土山離宮八幡神社で
毎年恒例の春季例大祭に奉納する農村歌舞伎舞台にお出かけになってミマセンか?
フェリーの時刻が気になる日帰りの方も大丈夫!
午後3時〜午後8時の公演で演目の合間には出入りが自由デスよ。

さて肥土山の舞台は国指定重要有形民俗文化財に指定されてイマス。
ここで、300年にも亘って受け継がれてきた地元の人達による伝統芸能。
肥土山地区の子どもたち、岡組有志及び歌舞伎保存会員が今年演じるのは・・・
<演目>15:00〜20:00
第一幕 『寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)』
第二幕 『恋女房染分手綱 重の井子別れの段
(こいにょうぼうそめわけたづな しげのいこわかれのだん)』
第三幕 『菅原伝授手習鑑 吉田社車引の段
(すがわらでんじゅてならいかがみ よしだやしろくるまびきのだん)』
第四幕 『ひらかな盛衰記 源太勘當
(ひらかなせいすいき げんだかんどう)』

一幕目の寿式三番叟は能の演目として神事によく使われてきた曲デス。
元気でリズミカルな、そして華やかな衣装が見られマス。
この一幕を肥土山の歌舞伎舞台で見るだけでも素敵な思い出になりマスよ!
恋女房染分手綱 重の井子別れの段は母子が名乗りをあげられずに
別れ別れになる悲しいお話デスが歌舞伎らしい赤姫や子役の演技が見どころ!
(泣いてクダサイ)
菅原伝授手習鑑 吉田社車引の段は荒事と呼ばれる派手な演目のひとつ。
菅原道真の政敵藤原時平に意趣返しをする3兄弟の華やかさな様式美をご覧クダサイ。
ひらかな盛衰記 源太勘當は源平合戦の頃のお話。
実際の歌舞伎舞台でもよく演じられる母と子の深い愛情物語・・・

アクセス:バス停肥土山農村歌舞伎前下車
※お帰りは土庄港行16:18 17:18 18:14
駐車場:アクティブ大鐸(おおぬで)
瀬戸芸作品、猪鹿垣の島も近くにありGW中も鑑賞できマスよ。
中山のオリーブの夢も是非合わせてお楽しみを。

遅くまで観覧される方は羽織るものを一枚持ってお出かけを!
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