2016年03月06日
本からうまれる一皿試食!(オリーヴァー)
先日開催された『本からうまれる一皿』の練習会場に
お邪魔してキマシタ。
苗羽公民館には大勢の方がいらっしゃいマシタよ。
苗羽のお母さん方が大奮闘!
「とは言っても手分けして作ったから大丈夫でしたよ。」と余裕!
さすがはベテランお母さんたち。
さて気になる今回のメニューについて代表者の岸本さんにお聞きシマシタ。
「今回のメニューは・・・」
・めばるレモン蒸し
・母の手際の大根なます
・五目ずし
・魚のフライ
・オリーブオイルと小豆島の塩で食べるだし巻き卵
・ヨモギ豆腐・・・と盛りだくさん。
「昔は各家にだいだいが植えられていたそうです。
郷土史によると人形芝居の時に、代々のジュースを作って飲んでいたと書かれています。」
お料理やイベントに使うためにだいだいが植えられているってすごいデスね。
「今回、めばるは最近の小豆島ではレモンが多いのでレモン蒸しに。
母の手際の大根なますにだいだいを使いました。」
・・・母の手際の〜は壺井栄さんの作品中に出てくるものだそうデス。
「また各港にお遍路さん用にとうどんやがあったそうで
港の少女等小説に天ぷらうどん、稲荷寿司の話が出てきます。素麺で作りましたが。
僕が生まれてすぐなくなってしまったようなんですけど。」
そして壺井栄さんのひな祭りと言えば「桃と柳」デスね。
デザートの紅白餅には昆布豆を甘く煮込んだ砂糖餡と塩餡。
「3月の小豆島の行事は人形芝居にひな祭りなので
こういったメニューになりましたね。
このメニューを3月26日に坂手のeiカフェで出させていただく予定です。」
実際に作ったお母さんたちは
「稲荷寿司を反対にしていろいろ、錦糸卵にアジの酢漬け
バラ寿司のように盛りつけたのが面白かったなあ。」
「なますはちりめん山椒が入っていておいしいでしょ!
うちでも入れてみようと思います。」と楽しそうにお話してくれマシタ。
随所に島の産業と壺井栄さんのストーリーが浮かぶ
『本からうまれる一皿』本番は3月26日(土)
午後4時〜午後10時(ラストオーダー午後9時半)で限定100〜150食デス。
坂手の観光案内所2Fにぜひおいでクダサイよー!!!
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