2016年01月22日
御詠歌響く島開き2016年(オリーヴァー)
今年は大寒の21日、小豆島霊場の島開きが行われマシタ。
ここ数日の身を切るようなな寒さから一転、少し暖かさを感じる1日デシタ。
土庄港に午前9時40分に到着したフェリーからは
但馬金剛弘徳会のみなさんが白衣に身を包んで下船。
今年、参加された方はお迎えする島内の方々も合わせると400名以上。
フェリー到着時には洞雲山の修行者が山伏姿で
法螺貝を吹き、九字を切ってのお出迎えデス。
島開きの始まる1時間前から
木彫りのお迎え大師像は港でお遍路さんを待ってイマシタ。
今年のお大師像の担ぎ手はサヌキ永信講の皆さま。
道理でフクロウが高松から乗ったフェリーにお遍路さんが多かったわけデス。
迎えるのは毎年、但馬から来られるお遍路さん。
山伏を先頭に御詠歌隊、子ども遍路、僧侶、お遍路さん達が
行列し土庄港から小豆島霊場総本院までの約1キロを歩きマス。
途中、旭屋旅館でお遍路さんにお供え用の白い菊が
僧侶の皆さまには朱色の和傘が手渡されマス。
紫色の法衣と朱色がひじょうにきれいデス。
御詠歌と鈴の音を響かせ長い行列が動き始めると近隣の方も
顔をのぞかせ、中には毎年のことで知り合いになる方もいらっしゃるようで
短いながらも言葉を交わしてイマシタ。
海辺の橋を渡るお遍路さんたち。
そのころ総本院の横では地元の方々が餅つきをして
お接待の準備をされてイマシタよ。
(こっそり醤油チェック・・・マルキン、正金・・・・)
木彫りのお迎え大師さんが到着すると読経が始まりマス。
白菊を手にしたお遍路さん方は到着すると大麻でお祓いしていただき
お参りののち献花台へと菊を納めマス。
ここ数年、毎年見学させていただいておりマスが
・・・山伏さんにお声がけしていただいたのは今年が初めて。
小豆島合同会社代表の久保さんじゃないデスか。
え?山伏だったんデスか???
「洞雲山の修行者、見習いです。」・・・そうだったんだー・・・
意外なところで意外な人に出会ってしまいマシタ。
さて写真をたくさん撮らせていただいた後は、後ろの方からデスが
しっかりとお参りも。
帰り道、大師まんじゅうの白い湯気にご利益をすでに感じつつ・・・
今年も小豆島霊場に春がやってキマシタ。
<関連記事>
21日、島開き(オリーヴァー)
お猿さんに願いを〜9番札所・庚申堂(オリーヴァー)
3番観音寺〜1番洞雲山へ(オリーヴァー)
ふくろうと寒参り(市川智子)
漁家ゲンザ〜小豆島ツアーズ(オリーヴァー)
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック