2016年01月10日
お猿さんに願いを〜9番札所・庚申堂(オリーヴァー)
冬至から数えて15日目、1年の中で一番寒いという「小寒」
(今年は1月6日デシタ)
そして今年は1月20日に訪れる「大寒」にかけて
お寺を参拝することを寒参りと言うそうデス。
さて今年は申年、小豆島にお猿さんに関係した霊場があると聞き
お猿さん詣に行ってキマシタ。
小豆島町苗羽にある第9番札所、庚申堂さんデス。
庚申堂は元々、江戸時代頃に民間信仰のあったところ。
明治の神仏分離の頃、札所として不動明王を祀ったんだそうデス。
元々の青面金剛さんはお身体に魔よけの髑髏をつけ
見ざる聞かざる言わざるの三猿を足元に配されている姿なんだそうで。
・・・強そうだ。
前回の瀬戸内国際芸術祭2013では庚申堂をお守りしている
ご近所の方々がここでお接待をされたこともあったようデス。
さて、かわいらしいこちら。
苗羽のお母さんたちが作った『祈り申』
2013年に瀬戸芸に向けて庚申堂をきれいにしたのをきっかけに
手芸の先生に教えてもらいながら600個を作ったんだそうデスよ!
京都の八坂神社にあるくくり猿をヒントにして
こちらでは1個(匹?)300円をお賽銭箱に入れて願掛けをシマス。
一つ一つ手縫いで作られた祈り申。
『一人一人の幸せと皆様の幸せを祈り一針一針真心を込めた手作り。
体内には青面金剛のお札が納められています。』と書かれてありマシタ。
8番札所の常光寺さんでご祈願していただいたお札だとのこと。
早速フクロウも備え付けのマジックペンで名前と願い事を書いて奉納。
ホント・・・・よろしくお願いシマス(合掌)
地元の方々の温かい気持ちもいただいて心が温かくなりマシタ。
今年も何か計画があるようデスので
また改めて伺ってきたいと思いマス。
「寒」が開けるのは春分の日、2月4日。
(2月、まだまだ寒そうデスけど・・・)
庚申堂の青面金剛さんは病気などの災いごとから守ってくれる神様。
それまでにいらんものが寄ってこないようぜひお参りしてみてクダサイ。
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